2008年7月 3日 (木)

できない約束をしない

最近の心がけは、「できない約束をしない」ことである。

わたしの性格は、「凝り性で、飽き性」である。つまり、興味の対象が猫の目のように変わる。面白くない対象は、見極めて見捨ててしまうのが常(笑)なので、将来を縛るような安易な約束はしないように心がけている。

ここ3年ほどをみても、興味の対象が、コロコロと変わっている。まあ、各々、それなりに実があり有意義ではあったが。

○山登り        いっとき熱中したが、いまは年に1回。行ったらそれなりに楽しい。
◎ランニング     飽きずに5年も続いている。今年の重点目標。
○応急手当普及員 3か月に1回程度、細々と。ボランティアへの入り口だった。
△地域活動      去年から今年にかけて熱中したが、今は一区切り。
              (時間感覚の違いと、善意の押し付けに、辟易)
○講演会めぐり   公共の講演会に、掘り出しものが多い。多忙で頓挫しているが。
○英語         資格試験が終わったら、改めて考えよう。10年の超長期計画。
◎合唱         これも飽きていない。合唱サークルの遠征で遊んでみたい。
○トライアスロン   国体記念で1回完走できたので、とりあえず満足。
             クロールを練習して4km泳げるようになれば、宮古島に行こう。
◎IT系資格      初級シスアドを取った。学生時代に2度も落とされた1種情報処理
             には、未練がある。
◎法律系資格    社労士をゲットできれば、記憶力で勝負できる年代に、さらにステッ
             プアップしたい。いま一番興味があるのは「司法書士」
○経済系資格    ファイナンシャルプランナーのお勉強は面白かったが、
             社労士でストップ中。年金がわかったので、FPにつなげたい。
△新たなスポーツ  ヨットとカヌーをやってみたが、その後が続かない。
             優先順位が下がったかな。
◎カウンセリング   独学にとどまっているので、体系的に勉強してみたい。

◎だけでも、けっこう欲張っているなあ。来年の目標のタネは、充分にありそうだ。

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2008年7月 1日 (火)

年金漬け

社労士試験の準備で、このところ年金漬けである。

年金は、全国民を対象にした国民年金(基礎年金)と、会社勤めの世帯を対象にした厚生年金(報酬比例年金)からなる。いわゆる、「二階建て年金」と呼ばれるもので、昭和61年に現在の制度が出来上がった。

年金は、昭和61年以前の旧制度の適用者も数多くおられるので、過去の制度との整合を維持するために、非常に複雑な経過措置があって、頭痛のタネである。

よくぞまあ、こんな複雑な制度になっているものだと思う。頑張って、勉強せねば。

わたしの場合でいえば、あと8年勤めれば、最低限の年金は(65才から)いただけるようになるので、そこからは悠々自適生活でも送るかな。(笑)

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2008年6月30日 (月)

構造力学を思い出す

学校で専攻していた土木工学には、3つの大きな柱があり、「三力」(さんりき)と呼ばれた。構造物のメカニズムを学ぶ「構造力学」、土のメカニズムを学ぶ「土質工学」、水や流体のメカニズムを学ぶ「水理学」の3つである。

1年半にわたり、3つの大きな柱と、これらに派生する教科を学び、最後の1年間は、専攻分野に特化したテーマを定めて卒業研究をするというシステムだった。

もっとも、わたしの場合は、3つ全て嫌い(笑)だったので、難しい力学の要らない都市計画を専攻した。卒業研究は、コンピューターで存分に遊ばせてもらえて楽しかった。

それはさておき。

きょう、出勤時のこと。電車のなかで、美人のお姉さんが、何やら単語カードを繰って勉強に熱心だ。何の気なしにのぞきこむと、構造力学のお勉強中。もっとも、単語カードをのぞきこんでいると、どうやら建築系の学生さんのようだった。
 (構造の基本については、土木と建築は、共通する部分がある)

ひさしぶりに、学生時代に還った気分で、妙な懐かしさを覚えた。

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寄り合い

今晩は、管理組合の修繕委員会だった。総会を控えて、組合は期末の資料作成に追われており、ドタバタで結構大変だ。

議論の混線の原因のひとつに、組合と委員会の権限の競合がある。すなわち、区分所有法に基づく決定権限を持つのは、当然のことながら組合であり、専門的事項について、組合からの諮問にもとづき、(法的決定権を有しない)委員会が意見を申し述べ、組合側が尊重するという構図だ。

いくら良い意見であっても、委員会の意見は参考意見にすぎない。たいていは、年代わりの組合役員は、委員会の専門性に敬意を表して、参考意見を尊重してくれるので、たいていは上手にまわっているのだが。

組合側が委員会に過度に依存し、委員会側が過度に組合に介入する共依存の構造となっている。委員会の参考意見は、拘束力がないだから、いくら組合側が頼りなくても、ある程度放置しておけばよいものの、幹部にとっては、長年の経験が妥協を許さないようだ。
(心情は分からないでもない)

「良かれと思ってアドバイスしてるのに、なんで聞いてくれへんねん」と今晩は、委員が発言されていた。

ああ、良かれが善いとは限らないのにな。人生経験豊富な方であっても、アドバイスがときに有害であることに気づくのは難しいらしい。

適切なアドバイスはいったい何だろうか、と最近思うことが多い。

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2008年6月29日 (日)

攻撃と保守

何にせよ、モノを作り出すときには勢いがある。攻めているときは、イケイケドンドンだ。
だが、わたしは、仕事柄「保守」を常に考える。

「いったんやりだすと、やめられなくなりますよ」と苦言を呈して、煙たがられることも多い。

コンピューターシステムでは、サービス水準を向上させると、ユーザーは喜ぶ。メンテナンスが必要ないシステムであれば、初め汗をかけば、みんなハッピーなのである。

だが私の職域では、システムだけでは稼動せず、付随するデータの保守がもれなく付いてくる。システムの開発は一時でも、データの保守は未来永劫だ。

一旦、サービス水準を向上させると、ユーザーにとってはそれが「当然のもの」になってしまい、サービスの停止は至難のわざだ。だから、サービスを使用開始する前に、保守をどうするか十分に練っておかなければならない。

だが、イケイケドンドンに水を差すのは、大変なことだ。「そんな後向きなことをいうなよ、何とかなる」という根拠のない説を打ち消すのは、非常にエネルギーを要する。

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秋以降の予定素案

きょう登山の案内が来たので、秋以降の主な予定をだいたい計画してみた。
概略、以下のようになる。

【8月】
  31日  登山訓練
【9月】
  13日~ 御嶽山登山
  27日  歩き遍路入門講座 第1回
  28日  武庫川SC「くすのき駅伝」
【10月】
   4日~ 歩き遍路入門講座 第2回(高野山)
  10日~ 歩き遍路入門講座 第3回(本番)
  19日  情報処理試験
  26日  武庫川ユリカモメマラソン(フルマラソン)
【11月】
   3日  淀川市民マラソン(ハーフマラソン)
  14日  六甲全山縦走(ボランティア出務or選手)
  23日  福知山マラソン(フルマラソン)
【12月】
  23日  加古川マラソン(フルマラソン)
【 1月】
  25日  大阪マラソン(ハーフマラソン)
【 2月】
  14日  駅伝
  15日  泉州国際マラソン(フルマラソン)
  22日  国技館5000人の第九コンサート
【 3月】
  22日  東京マラソン(フルマラソン:抽選あり)
【 4月】 
  19日  長野マラソン(フルマラソン)
【 5月】
   3日  ユリカモメウルトラマラソン(70km)
  17日  洞爺湖マラソン(フルマラソン)
 
「フルになんぼ出るねん」と突っ込みが入りそうだが。
今年は、去年の不調を挽回すべくベストを尽くしたい。

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2008年6月28日 (土)

歩き遍路入門講座

この秋に参加する予定の「入門講座」
まだ参加申し込みできるようなので、ご興味のある方はどうぞ。

     ※       ※         ※

初めて歩き遍路に行く人を対象に、3回の講座を通して歩き遍路
の基礎知識や服装、荷物、参拝マナー、お経の読み方、歩き方など
を学びます。

1回目 矢田寺で足慣らし 座学あり 15キロ
2回目 高野山町石道を歩いて高野山・奥の院へ参拝 宿坊泊で
    座学あり 24キロ
3回目のジャンプで、お遍路に出かけて、こころ豊かにマイペース
    でのんびりと遍路道を歩きます! 17ケ寺 90㌔

サポートは遍路道を熟知した四国八十八ヵ所霊場会・公認先達4人
が、ボランティアで一緒に歩かせていただきます

1. 講座内要(各コースとも雨天決行です!)
(1)ホップ/座学・足慣らし①
   *『矢田寺遍路道コース』 15km 日帰り
     ・日 時 平成20年 9月27日(土)  
      近鉄郡山駅―矢田寺遍路道往復
・座 学 矢田寺にて「お遍路の基礎知識座学①」遍路史、お経
     の読み方等
講師 田尾 秀寛 様 (奈良・常徳寺住職 公認先達)

(2)ステップ/座学・足慣らし②
*高野山・町石道を歩いて高野山金剛峯寺・奥の院参拝 24km
 1泊2日 宿坊(泊)
・日 時 平成20年10月4日(土)・5日(日) 
     町石道・不動坂・女人道等
・座 学 高野山宿坊にて「お遍路の基礎知識座学②」荷物、
     服装、参拝マナー等
講師 山下 正樹(矢田寺へんろみち保存会・会長 公認先達)

(3)ジャンプ/歩き遍路に旅立ち(3泊4日)
*四国霊場八十八カ所・遍路道 約90km  歩き遍路体験
 (公認先達が同行)
・日 時 平成20年10月10日(金)から10月13日
(月・祝)
* 1番札所『霊山寺』~17番札所『井戸寺』~JR徳島駅
 17ケ寺参拝
講師 櫻谷 和代 様 (さぬき市 公認先達)
講師 西山 明応 様 (松山市  鎌大師 )

2.募集要項等 (詳細はチラシをご覧ください)
* 主  催 矢田寺へんろみち保存会・会長 山下 正樹
(奈良県大和郡山市) 
* 後  援 大和郡山市役所  矢田寺 
* 募集人員 20名(申し込み先着順)

2.募集要項等 
* 申込期限 平成20年8月25日(月)

* 参加費; 1,000円(通信費、資料代)
* 高野山・お四国遍路実習費用計6万円 総合計6万1千円
遍路実習費用内訳 :高野山とお四国遍路中の宿泊費・交通費
・教材費・保険代など

:申込は原則ホップ・ステップ・ジャンプ全てに参加できる人
(個別参加の相談も可)

3.申込・問合せ先
 住所、氏名、年齢、生年月日、電話、ファックス、携帯電話、
 メールアドレスを記入のうえ、下記あてにFAXかEメールで
 お申し込みください。

宛 先
   「矢田寺へんろみち保存会」 会長 山下 正樹 
hennro88@kcn.ne.jp

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1年の「折り返し点」

毎年お正月に、1年の目標を決めて名刺に刷り込むことが習慣となっているが、
6月末が、1年の「折り返し点」ということで、半年間の棚卸しをやってみた。

結果的には、社労士試験に重点化したので、他のターゲットは、ほぼ全滅である。

【2008年の10大目標】の棚卸し
 ▲1.英検準1級orTOEIC700点の取得。
    TOEIC645点。英検準1級は、出願するが受験せず。(今年は、受験予定なし)
    社労士優先の犠牲で中途半端。TOEIC600越えだけで、今年は終わりかな。
 ▲2.フルマラソンを3時間以内で走る。
    これも掛け声倒れで終わりそうだが、フルマラソンのベスト(3時間30分)はそれな
    りに更新できるよう、夏の練習にいそしんでいる。
 ×3.海外マラソンに参加する。
    フルマラソンのベスト更新に重点化するため、この目標は来年まわし。
 ○4.四国で走り遍路を体験する。
    「走り遍路」ではないが、秋に「歩き遍路」体験講座に行ってくるので、ほぼ達成か。
 ○5.女性と毎月会食する。
    実行中。相手は、特定だが。
 ▲6.聴く技術を学ぶ。
    本来は、カウンセラー養成講座のようなものに行きたかったのだが、社労士講座を
    優先して頓挫。四天王寺カウンセリング講座で、それなりの収穫。(甘い?)
 ○7.ソフトウェア開発技術者試験に挑戦する。
    10月第3週に「挑戦」するので、○になる予定。
 ×8.海と空の新しいレジャーに挑戦する。
    企画倒れ。
 ▲9.ひょうごふるさと創生塾を卒業する。
    ×に近い。結果はともかく、過程においてはベストを尽くしたので、▲にしてやろう。
 ○10.名刺を100枚配る。
    達成できる見込みである。

 ○を1.0、▲を0.5とすると、6ポイント。今年の出来は、60点というところか。
 優でも良でもないけど、可でしょう。 (自らには、甘いな) 

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逃げたアメリカ

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080627/kor0806271926011-n1.htm

産経新聞Webの「石原知事会見詳報」は、面白くてよく読んでいる。記者会見のライブ感がよく再現できており、やりとりの中で、政治家石原慎太郎の考えがよくわかる。

きょうの会見は、拉致事件がテーマだった。知事は「アメリカは逃げた」と痛烈に批判していた。ブッシュ政権が終わる前に「テロ国指定解除」をする答えありきの結末で、同盟国日本の強い要望が軽視されてしまったことは、非常に残念だ。

(これでまた、内閣支持率が下がるなあ)

神戸にお住まいの有元夫妻の講演を聞きに行ったことがある。本当にお気の毒な境遇としか言いようがなく、これからアメリカの後盾を失い、さらに厳しい状況になるとは思うが、なんとかご夫妻ご尊命のうちに、有元さんが無事帰還してほしいと願う。

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小6生「福井、徳島の位置分かる」4割未満

http://sankei.jp.msn.com/life/education/080627/edc0806272150004-n1.htm

そんなもんなんかなあ。

小学生のときに、47都道府県のパズルで遊んでいたのを思い出した。
 (一番苦手だったのは、東北地方だった)

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2008年6月26日 (木)

キャリア・カウンセリング

昨日の会食で、「その歳で、いろいろとやっている人は珍しい」という意味のことを言われた。

まあ、出世にも社内政治にも興味はないし、幸か不幸か、依存する人もされる人もいない現状で、時間に余裕があり、ランニングで余暇の楽しい使い方が身に付いてしまった。

いまは結構吹っ切れているつもりだが、過去は、相当悩んだ時期があった。「出世もせえへんし、結婚もせえへんし、仕事は頭打ちだし、ええことなしやなあ」と。

そういうときに、キャリア・カウンセリングというものを受けたことがある。そのきっかけは、一冊のキャリアカウンセリングの本だ。「スローキャリア」というPHP文庫で出ている本で、わたしに非常に大きな影響を与えた一冊だ。

キャリアとは、仕事より幅広い概念だ。たとえば、「私の仕事は営業です」といっても、コミュニケーションを得意とする人と、緻密な方法論を得意とする人と、様々な特質が出てくる。つまり、職種や技術にとらわれずに、その人の持ち味(コアスキル)が抽出できれば、
適性が見えてくるというものだ。

「スローキャリア」の著者は、旧国鉄からコンサルティング会社に転職した。まったく畑違いだが、国鉄のキャリアは有用だったという。それは、なぜか。強い組合、官僚的思考など巨大組織の理不尽さを身をもって体験できたことだという。国鉄での苦い経験が、コンサルティング会社で大企業を相手に社内改革を提案するときの貴重な基礎になった。
 (新卒でコンサルタントになったら、地に足付いた提案はできなかっただろう、と)

職業生活の過程では、職種にとらわれない、基礎的でさまざまな職に活動できるスキルを身に付けているはずであり、そのような「キャリア」を大事にして、職業生活を送っていけ
というのが、この本の趣旨だったように思う。

さらに、もうひとつ重要な点について、インナーキャリアというものを取り上げていた。これは、キャリア論の本でよく登場する言葉で、キャリアを最も強く推進する力は、「内なる動機」であるという。「●●がしたい!」という強い思いがあれば、技術は後から付いてくる。

(内なる動機の重要性は、営利組織だけでなく、非営利の分野でも重要であることは、いうまでもないだろう)

ちなみに、私の自己分析によるコアスキルと動機は、以下のようなものである。
【コアスキル】
 ○大量の情報をインプットが苦にならず、そのなかから要点を抽出できること。
 ○(上と似ているが)混沌とした会議の議論を要点として抽出できること。
 ○論理的な文章として表現できること。
 ○スキーム(ものごとの構造)づくりが好きなこと。
【動 機】
 ○他人貢献、社会貢献

うえの2点をクロスすると、知識集約的なコンサルタントや、対人相談業務なんかが面白いと思っているのだが、まだおぼろげだ。みずからの適性と動機がクロスするところに、何か楽しい未来が見つけられたらいいな、というのが、内なる願いである。

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会食

昨日は、会食だった。
阪神甲子園駅前の、マンシュ・マンシュ。http://r.gnavi.co.jp/k773800/

春ごろに、梅田から三宮までのLSD(長距離をゆっくり走ること)をしている途中に、飛び入りでランチを食べにはいったら、なかなかいい味だったので、夜行ってきた。

夜の部も、値段もさほど高くなく、味もよかった。

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2008年6月25日 (水)

政治評論

http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/media/commons/index.html

政治評論は、玉石混交。だが、最近、この方の評論に非常に注目している。
とくに、3月~4月のコメントが、最高によい。

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続:付かず離れず

過去にアマチュア無線を使って企画会議をよくやっていた。イベントをやりたくなったら、コアメンバーを3人ほど決める。その3人ほどが、電波のうえで公開の会議をやるのである。すると、聞いている人がボランティアスタッフとして参入してくれたり、「参加するよ」と言って支援してくれたりする。

企画意図を理解したうえで仲間に加わっているので、もめごとは皆無だった。先にグループという枠を固めてしまうのではなく、「この指とまれ、やりたい人集まれ」とやったのがよかったと思う。

何度かやるうちに、意欲があって、フットワークが軽くて、呑み込みが早い人だけが残り、少数精鋭の集団に絞り込まれていた。そもそも、我々のグループは、企画立案は電波のうえだけでやっていて、実際に集合するのは本番のときだけ。きちんとした準備ができなければ、本番でしくじってしまうので、「頼りない人」はすぐに淘汰される仕組みができていた。

来るもの拒まず、去るもの追わず。会則も会費もなし、物品は全て持ち寄り。いつでも解散できるグループを旨としていた。だれかが「あなたがたのグループは、フランス人のような気まま勝手だねえ」と評していた。

アマチュア無線局の免許制度は、個人局と社団局(クラブ局)があるのだが、無勝手流に慣れてしまうと、形式のガチガチに固まったクラブは、息苦しく感じてしまったので、少数派の「無所属」でずっと通していた。我々は、無所属でもかなり活発に活動していて、特筆すべきは3人で海外遠征に行ったことだ。めちゃめちゃ面白かった。

ところで、以前に無線だけでやっていたことが、いまはネットを用いて簡単に出来る。本当に良い時代になった。個人が自由闊達にはばたく基盤は、十分にできている。

だが、真に自由平等なグループ活動は、さほど多くないように思う。会員があるべき、会則があるべき、例会があるべき、長幼の秩序があるべき。様々な規制にとらわれていると思う。

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2008年6月23日 (月)

付かず離れず

以前に、山仲間とお茶を飲んだときに聞いた言葉が、含蓄が深くて忘れられない。

「グループは付かず離れず。のめりこんじゃあだめ」

35才過ぎだった当時、家から離れて精神的自立らしきことを果たし、減量も果たして乗りに乗っていた時期。彼女の言葉は、不謹慎に思えた。でも、今ならその意味がよくわかる。

彼女によると、山の会でのトラブルの最も大きな原因は人間関係なのだそうだ。

つまり、山の会は、子育てを終えた50代前半以降の女性や、セカンドライフがちらつき出した50代後半以降の男性が大半を占める。一般に高齢者はプライドが高く柔軟性に乏しいので、集団活動で揉めるのである。

というわけで、さわやかな山男、山女のイメージに反して、登山会の内部はドロドロとした人間関係に終始する例が多いらしい。

さらには、グループにはたいていは「ムラの掟」がある。とりわけ、登山のような、リーダーを筆頭にした指揮命令がきっちりしているスポーツでは、余計にそのようだ。
 (陸上競技では、そんなのは、あまりない)

当然のことながら、「ムラの掟」は、古参者を守る秩序であり、新参者には厳しい不文律となる。グループにはまればはまるほど、不文律に抵触する可能性が高まる。

というわけで、以上のような発言になったようだ。

メンバーの構成員の相互に、真に対等の関係が作れるのであれば、おそらく紛争は起こらないのだろう。しかしながら、人には支配したい欲(時には、支配されたい欲)がある。
支配関係、上下関係が発生するところには、人の内なる差別意識が露呈する。

男が女を従え、年上が年下を従え、古参者が新参者を従える。
余暇を楽しむにあたって、そのような秩序は、息苦しく、不要なものだ。

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2008年6月22日 (日)

いい人と付き合いたい

ひと足先に休ませてもらった地域活動。おかげで、勉強と秋に向けたトレーニングに時間の使い方を重点化できて、たいへん充実した毎日を過ごさせていただいている。

もっと欲をいえば、読書量が減っていてレビューを書く時間が取れないのが悩みなのだが、これは8月末までは、取り組むのは難しいかな。

わたしは、すべての余暇の使い方は「趣味」だと思っているので、応急手当を教えにいっても、山やランニングで運営のお手伝いをやっても、高尚なことをやっているとは思っていない。

自分が好きだからやるのであって、嫌になればやめる(←これが重要)性格のものに過ぎないと思っている。(音楽やスポーツや幾多の趣味は、「飽きたらやめる」のであって、やめることに理由はいらないと同じだ)

このあいだ、ひろさちやさんの講演録についてブログで書いたが、ボランティアスピリットは、「喜捨」という一節があった。「受け取ってもらって、ありがとう」というくらいの気持ちの余裕が維持できなければ、ボランティア活動は、相手に対する善意の押し付けになってしまう危険性がある。

わたしは、このところ職業人生活の「次」を考えている。目指す方向性を一言でいえば、ご隠居の生活スタイル、趣味人の生活スタイルだ。

ワークライフバランスと言われるが、人は働くために生きるのではないので、真のところは、ライフワークバランスがあるべき姿だと考える。糊口をしのげる収入や資産さえあれば、膨大な時間をいかに使うかを楽しめばよいのだと思う。

時間を有意義に楽しく使うことには、人との関係も含まれる。

だれだって探せば良いところはあるし、時間をかけて付き合えば、傾聴の効果によって関係は必ず良くなるというのがカウンセリングの教えるところだ。だが、人生は短い。関わりあうすべての人に、そんな手間暇はかけていられない。

ぜいたくなようだが、打てば響く、お互いに刺激を与え合える人を周りにたくさんかき集めたい。(笑)まあ、そのような人たちは、普段からそのような心がけをしている人に限られるので、なかなかいないのだろうな。

地域活動のほうは、しばらく休憩になりそうだが、次にことを起こしたくなったら、そのときは、少数精鋭で取り組むのがよいと思っている。口ばかりで手も動かない、知恵も出さないお客さんは、運営スタッフとしては要らない。

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2008年6月21日 (土)

法務大臣は死神か

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080621/stt0806211715002-n1.htm

朝日新聞の報道が波紋を呼んでいる。ハイペースで死刑執行を承認する鳩山法相のことを「死神」と評したからだ。

わが国の法では、死刑執行は、法務大臣の承認のもとに、判決確定後6か月以内に行うことになっている。

だが、政権の都合でコロコロ変わる法務大臣が、「わたしの代では執行命令にハンを押したくない」という事例が多いのか、実際には、法どおりの運用になっていない。

決め事なのだから、個人的感情は抜きにして、淡々と執行するのが職務上の務めだ。それを「死神」だと決め付けるのは、新聞としての見識を疑う。

世の中の装置として、ときには人殺しをせざるをえない自衛隊も警察官も必要だ。

朝日新聞の執筆者を含め、一般国民は、「自分は人殺しはしていないので、身ぎれいだ」と勘違いしているかもしれない。だが、一般国民の代表が定めた法によって、死刑執行人に対して「人殺しを嘱託している」ことを忘れてはならない。

「死神」を出したくなければ、法を改正しなければならない。

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2008年6月19日 (木)

たたかいの方法論

日本人は、和を尊ぶ。明治以来の産業社会に適合した人材育成の大いなる成果だ。しかしながら、それは同時に、とくに学校教育において個性を摘み取る方向にも働いた。

モメ事が起こると、どうしても心が弱くなる。すると、教育の過程で深くすりこまれた「和の精神」が心にもたげてくる。ついつい、誠実に話せば解決できるという方向に流れてしまいがちである。
 (もちろん、ある程度の段階までは話し合いは、有用であることは否定しない)

さきほども書いたとおり、些事にあたって巧妙に逃げるのは、非常に有力な選択肢だと考える。私は、争うことにエネルギーを使うのは無駄だと思うので、たいていは逃げる。

だが、どうしても守りたいものがあるときや、個人の尊厳を損なわれるような場面では、徹底的に戦うべきだ。強者は、何もアクションを起こさなくてもムラの秩序が守るが、弱者は法と正義に守ってもらわなければならない。

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和戦両にらみ

わたしは、傾聴が重要だとの考えを持っている。

このことは、無原則に妥協して、理不尽な相手のいうことを際限なく受け容れるように誤って捉えられるかもしれない。だが、本当のところは、そうではない。

個人の価値は、最上だ。わたしは、自分と他人の利害が対立したときは、必ず自分の利害を取る。それは、利己主義とは違うと思うし、ボランティアスピリットにも反しないと思っている。まず、自分を楽しませなければ、他人貢献、社会貢献などできない。

同時に、他人を操作して自分の思いどおりにすることも望まない。他人を矯正することなど、そもそもできない話なのである。

でも、もし、他人から操作されようとするなら?自らの余裕の範囲でさらりと流すか、自らの限界を感じて黙して離れるか、徹底的に争うかを考える。

ときには撤退することも大事だし、ときには徹底的に守ることも大事だ。選択の分かれ道には、その人の人生観が反映する。

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自立とは何か

http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20070912/134667/

面白いコラムだった。

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2008年6月17日 (火)

新人研修

2日間、職場で新人研修の講師をした。しゃべり続けてちと疲れた。いつも終わったら、放心状態である。

毎度毎度のことで、慣れっこにはなってきた。年々、準備がテキトーになるが、まあ不合格でない程度にはやれただろう。

今回は、去年の3倍近くの参加者がいて、しかも年齢層が10代から30代半ばと幅広かった。参加人数が増えると、マスプロ授業の悪いところで、投げかけたことに対する反応を読み取ることが難しく、けっこう気は遣った。

何点か課題はあったが、何はともあれ終了できてほっとした。

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明石であなご

http://gourmet.yahoo.co.jp/0002492700/M0028000573/

六甲山から移動して、夕食は明石で食べた。

明石に勤めていた時期があり、歓送迎会などで明石のお店によく行った。
当時の歓送迎会は予算が潤沢で、けっこう贅沢なお店にも行けて舌を楽しませてくれた。

明石でのお奨めは、鯛づくし、蛸づくしだが、値段もそれなりに張るので、今回は、穴子づくしにした。ひさしぶりに食ったが、相変わらずうまかった。

しかしながら、2人ともよく食べるので、少々お上品すぎたかなあ。

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2008年6月15日 (日)

講師に起こされる

関連する話題を、もうひとつ。

先日、四天王寺でカウンセリング講座を受けていたが、ここでも、最前列で睡眠学習をしていた。すると、演壇にいるはずの講師が、フロアに下りてきてわたしの目の前に・・・

300人くらいいたので、かなり格好わるかったね。

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斜めになって、寝てました

毎週木曜日の社労士講座。

わたしはどこに行っても、講座は一番前で聞くようにしている。同じ機会であれば、よく見える場所のほうがお得感があるからだ。しかし、この講座は睡魔に襲われる。とくに、6時半に開始してから1時間くらいが猛烈に眠い。

帰りのエレベーターのなかで毎度一緒になる、同期のお姉さんがいるのだが、「きょうは、斜めになって寝てましたねえ」と茶化された。

点数上げるためには、エエところ見せて、シャキって起きているのがいいんだろうが、これだけ爆睡しているところを見られていれば、もう手遅れだ。(苦笑)

ちなみに、講義は半分くらい寝ているが、(今週書いたように)勉強は真面目にやっているつもりである。

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2008年6月14日 (土)

話せば、わかる

「話せば、わかる」と、言われる。

ある程度までは、そうなのだろう。事実関係の単純な誤解などは、説明して相手が納得すれば、行き違いが解消して相互理解に至る。

ただ、単純な説明のレベルを超えた説得が必要な場面になると、途端に難度が高くなる。

人は、自分自身で気付いたときにしか、変わることができない。話を聞いて気付きを得ることができる勘のいい人であれば、柔軟に自らを変化させていけるし、逆に、柔軟性の乏しい人に関わらざるを得ないのであれば、関係者には覚悟が必要だと思う。

(相手が気付きを得るまで関わることは、時間と労力を要する、非常にしんどい作業だ)

そもそも、人間は習慣の動物だから、そうそう急には変われない。時間をかけて、段階的にしか変化できないのだ。

逆説めくが、人を変えようと意図したら、結果的には変わらないのだろうなと思う。

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2008年6月13日 (金)

証券総合口座を解約

某証券会社の証券総合口座を解約した。きょう解約したのは、店舗を持つ大手証券会社の口座である。わたしにとっては、ネット証券に代わる魅力がなく、このところ休眠状態であった。

これまで何社か口座を持っていたが管理がややこしく、証券取引を、ネット証券の1社に集約しようと思っている。

印鑑を持っていったが、印鑑を押すこともなく、書類への記入することも全くなく、あっけなく解約できたので拍子抜けした。

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2008年6月12日 (木)

自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術

http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20071105/139617/

最近のなかでは、かなりの拾いもの。
第1回目から順番に読んでいくことをお奨めする。

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離婚後300日規定

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080611-OYT1T00760.htm?from=top

民法772条は、「離婚後300日以内に誕生した子は、前夫の子」と推定する規定である。「離婚後300日以内に誕生した子」は、前夫の子でなければ戸籍を作れないので、無戸籍者を生む要因になっていた。

さらに、無戸籍の女性が、結婚(事実婚)し、子供を生んだことから、親子二代にわたる無戸籍者が生まれた。

法務省は、法律の運用を改善し、医師の出生時期証明から、「離婚後に懐胎したと推定できる」場合は、「300日規定」を緩和することになり、今回問題となった、親子二代にわたる無戸籍者問題は、とりあえず回避された。

しかしながら、もとをたどれば、民法の規定が男女平等ではないのだ。

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2008年6月11日 (水)

最強ワーキングマザー対談

http://mainichi.jp/life/kaasanchi/news/2008/

全編掲載されたので、読んできた。切れ味抜群だ。一読の価値あり。

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2008年6月10日 (火)

成年男女の2割が、自殺を考えた

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080517k0000m040060000c.html

内閣府の調査結果が、新聞に載っていて、高率であることに驚いた。

わが国の自殺者は、このところずっと年間3万人を超えており、先進諸国では最悪の水準である。自殺対策を推進するため、平成18年10月に自殺対策基本法が施行されたが、効果的な対策は打てていないようだ。

死にたい人が、こんなにたくさんいる社会というのは、健全ではない。深刻な社会病理現象だと思う。

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2008年6月 9日 (月)

管理組合 修繕委員会

昨日は、1か月に1度の委員会の日だった。

今回は、夏の総会に向けて長期修繕計画の検討を行った。

いまで築約30年になるが、定期的に、劣化防止のための大規模修繕はきちんとやってきている。さらに、非常に財務は優秀だ。管理会社を入れずに、なんでも直営でやって支出を始末している。(その代わり、担当役員は大変なのだが)

管理組合役員は、夏の総会に向けて議案の準備に入った。議長がいなくて困っているらしい。「議長やらんか?」と言われたが、委員会のメンバーが議長というのは、一般組合員から公平中立を疑われるのではないか、という説明をして、納得してもらった。

今年は、夜間12時間走のアフターに出るのを非常に楽しみにしているので、総会には出ない堅い決意だ。(笑)

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2008年6月 8日 (日)

「変わり行く日本女性の生き方」その背景に流れるもの

http://www.asahi.com/ad/clients/rikkyo/taidan/taidan02_01.html

酒井順子さんと香山リカさんとの対談記事。

日本女性は、保守回帰しているんですかねえ。このまま進むと、男尊女卑社会(家族)が、ずっと温存されてしまう結果になると思うのだが。

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布施のはなし

四天王寺に行ったとき、昨秋に開かれた、ひろさちやさんによる表題の講演録をもらった。四天王寺は、毎年秋に著名人を呼んで講演会を開いている。半日×2日間で4,000円なので、けっこうお手ごろだ。今後、注意してみていきたいと思う。

ところで、お布施というと、お坊さんからのサービスの対価として金銭を支払うイメージがあるが、元来は広い概念で、現代的には、ボランティアスピリットという言葉がしっくりくる。

「貧者(無財)の七施」という言葉がある。どんな貧しい人であっても、他人にあげられるものがある、という意味である。
http://berry.nagaokauniv.ac.jp/home-hal/muzai.html

たとえば、電車でご老人に席を譲るとする。かわいそうだから座らせてやるのは「施し」であって、座っていただいたほうが嬉しいから座っていただくのが「布施」なのだそうだ。

ひろさんは、インドで貧しい子供たちに施しをするために、バナナを1本ずつ分けて子供たちにやった。すると、もらえなかった子が出た。すると、インド人から怒られた。「もっとフェアなやりかたをしろ。イギリス人のようにやれ」と言われた。イギリス人は、バナナを房ごと放り投げるのだそうだ。

1本ずつ分けて配らなければ、子供たちどうしで喧嘩になるかもしれない、というのは相手の問題であり、そんなことに干渉する必要がない。布施の真髄は喜捨であり、私心なく喜捨することは難しい。

人は人を支配したい欲、操作したい欲から、なかなか自由になれない。ボランティアの美名による他人への侵害、愛情の美名による押し付けと自己愛、善意のアドバイスを装ったアドバイザーの自己満足。そのような例が、世の中にはびこっている。

善意は良いこととは限らないのだ。

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フラットタックス

http://moneyzine.jp/article/detail/40708

フラットタックスという言葉をご存知だろうか。累進課税のない税制である。

ただ、目新しいものではなく、以前に大前研一氏が著書で紹介していたことがある。その提案はさらに大胆で「所得税をなくして、消費税のみのフラットタックスにすること」だった。

その利点は、2つあり、非常に効用が大きい。

1.徴税機構が大幅に簡素化できること。
  (所得税を担当する公務員が減員できる→行政のスリム化)

2.アングラマネーに対しても徴税できる。
  (消費する限り、必ず課税できる)

ちなみに、税率をざっと試算してみると、国民総生産が500兆円に対して、税収は50兆円なので、現状の徴税機構を前提にしても、税率は10%で済む。国に納める、所得税や相続税などは、すべてなくなる。意外に低率なのである。
 (もちろん、低所得者に対する適切な措置は、別に考えられなければならない)

どうして、今のような複雑な機構を温存したまま、消費税増税に走ろうとするのだろう。もっともっとシステムを簡素にすることを考えたほうがよい。

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後期高齢者医療制度

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080607ddm002010061000c.html

後期高齢者医療制度が批判されているが、わたしは批判に与しない。基本的には、良い制度だと思うからだ。民主党は、負担者の不平不満を利用して、参議院で問責決議案を出そうとしているが、いかがなものかと思う。

高齢者医療には莫大な経費がかかる。後期高齢者1人あたり、年間80万円にものぼる。これまで、現役世代の健康保険や、税金などからの支援により、財政をバランスさせてきたが、今後とも対象人口が増え続けるなかで、場当たり的な資金手当でやっていけるとは思えない。

今回の制度は、対象者に対して「1割」の負担を求めるもので、過重な負担だとは思わない。(ただし、現役並み所得者は3割)

ただ、瑣末な点で制度設計をしくじった点がある。今回、厚生労働省は大胆に、世帯単位から個人単位への保険制度の転換を図った。(これも大局的には評価できる)

ただし、保険料の「激変」に対する配慮が乏しかったこと、周知の措置が適切でなかったことが、今回の騒ぎの原因だ。基本的な方向性は間違っていないので、制度設計の思想を損なわない程度に、激変緩和の微修正すればよいと思う。

安定した社会を維持するために、アメリカのような、3億人のうち5千万人が無保険者であるような社会をつくっては、いけない。国民皆保険制度は、守っていかなければならない。

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2008年6月 5日 (木)

音楽界のスーパーエリート

鳴門での演奏会の前夜、魚の旨い店で、今回出あった新たな仲間4人と会食した。

話題は、音楽界での競争の熾烈さに及んだ。世の中には、音楽大学というものが幾つかあるが、大学を首席で卒業するレベルのかたでも、メシが食えないのである。

プロとしての生業にするためには、センスがあることは当然にして、激烈な競争を勝ち抜くための努力が必要なのだという。そのときに聞いた話では、演奏するための練習は、2000回(!)に及び、毎日8時間も10時間もずっと練習漬けなのだそうだ。
 (それでもメシが食えるようになるかは、定かではない。厳しい世界だ)

才能と努力だけでなく、運も必要だ。たとえば、指揮者をやりたい人はゴマンといるそうで、「椅子」の数が決まっている以上、ライバルが転落すれば、チャンスが廻ってくるという、何ともドロドロした世界もあるようだ。

今回の指揮者である西本智実さんは、若くして海外で認められたからこそチャンスがあったのであって、国内で上がろうとすると「男でさえなり手がたくさんいる」状況で、成功できなかったのではないか、というのが仲間の評であった。

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2008年5月30日 (金)

ユニークなspam

法律事務所をかたったところが、新型だ。

前田法律事務所より

私の名前は前田あおい。33歳、法律事務所を経営する女性です。数ヶ月前に貴方のプロフィールとメールアドレスをあるところで知りました。実はその時に貴方宛に一回連絡もしているのですが、返事が来なかったのでそれっきり諦めていました。

でも、貴方の事がずっと気がかりで…。そこで今回、勇気を出して再度、連絡をしてみたというわけです。いきなりかもしれませんが、場所や日時を設定の上、私と会ってくれませんか!?もちろんタダでとは言いません。会ってくれるならデート代など全ての諸経費は私持ちという条件付きです。さらにプラスαとして私が貴方に20万を支払います。

なぜ?と思いますよね。私の事も知らなくて疑う気持ちがあるのは当然だと思います。私も、そんな形で会うのは嫌なので、自己紹介や私の写真など、実際に貴方の目で確認して欲しいと思っています。次のメールで送るので返信頂けませんか?

PS.宣伝とかではないので無視しないで下さい(笑)前回、返信なくて相当、落ち込んだので、返事は必須でお願いしますm(__)m

※ちなみに、弁護士資格のない者が「法律事務所」の名をかたるのは、弁護士法違反(非弁行為)になるそうである。

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2008年5月26日 (月)

小豆島旅行に行く

この週末は、小豆島旅行に行ってきた。20年ほど前に行ったことがあるが、ほとんど初めてみたいなもんだった。

本来の目的は、小豆島オリーブマラソンに参加することだったのだが、申し込みを忘れるというミスをしてしまい、選手として走れることはできなかった。

選手として出場できなくなったときに、「もう行かんでもええか」と投げそうになってしまったが、友人のプッシュで純粋な旅行として行くことに変えた。当時、何かと余裕がなく、どうにかしていたのだろう。行ってみて、結果的には良かった。

行程は、姫路まで車で行き、福田港にフェリーでわたる。帰りは逆コース。土曜日と日曜日の一泊二日だ。宿は、友人が島の西側にある「へんろ宿」を取ってくれた。今秋、遍路入門講座に行くことになっているので、これも何かの奇遇である。

島にわたり、まずは観光スポットであるマルキン醤油館に行く。ここは、醤油の製造工程をお勉強することができる施設だ。食べる方面で、「醤油ソフトクリーム」なるものもあった。

(次に昼食で、うどん屋に入ったが、稀にみるハズレであった。これなら、神戸の讃岐うどん屋のほうがよほど旨い)

友人2人(ハーフの選手)が、スタート地点で前日エントリーを済ませたあと、「二十四の瞳映画村」に向かう。「二十四の瞳」は、壷井栄原作の小説で、戦中戦後の尋常小学校を舞台にしたもので、2度映画化された。瀬戸内海を臨む高台に、映画用のオープンセットが組まれたものが、映画終了後に観光資源として保存されている。

ここで面白かったのが、「旅の思い出帳」だ。旅先で、旅の思い出を記すノートは、割とよく見かけるが、ここでは、過去20年分の「旅の思い出帳」が整理して見れるようになっている。「これは書いておかんといかんなあ」と思い、足跡を残してきた。

20年後(還暦の年)にもう一度訪れようかな。(笑)

1日目の行程を終わり、土庄港の「へんろ宿」に移動する。今回初めて使ったが、1人で行動するお遍路さんでもリーズナブルな値段で泊まれるようになっており、四国旅行に使うのも便利だ。へんろ宿らしく、遍路さんようのユニフォームやグッズが、売店にたくさん置いてあったり、コインランドリーで洗濯と乾燥ができるようになっていた。
 (これは、服の替えを何日分も携行しなくても良いための設備だ)

食事は、夜も朝も、肉類はまったくでなかった。これも、この手の宿の特色なのかもしれない。従業員さんの対応は、非常によかった。先日聞いた話では、四国には、遍路者をもてなす「お接待」の文化が根付いているのだそうだ。

土曜日とは変わってよい天気になった当日の朝、「精進のおかげで晴れましたねえ」と言われた。従業員さんは、日々そのように、遍路者をねぎらっておられるのだろう。ありがたい一言だった。

マラソン大会は、5km、10km、ハーフの部門があり、選手は5000人のいて、けっこうにぎやかだ。車を置いて暇があったので、移動応援がてら、スタート地点付近をぶらぶらと歩いた。

聞くと、海沿いで、景色は良いコースのようだ。反面、起伏があって、公認も取れないような「記録は出ない」起伏コースだ。沿道で見ていると、ビギナーがかなり多かったようで、5km部門なのに、3km地点くらいから死にそうな顔で歩き出している人が大勢いて、びっくりした。(ファンランにしても、ちっとは練習して参加せえよ、と言いたくもなったが)

レース後は、名勝の寒霞渓に向かう。そのころには、よく晴れて、よい景色に恵まれた。ここでも、ソフトクリームを食べた。オリーブソフトが名物なのだそうだ。

行きと同じようにフェリーで姫路に戻り、神戸まで帰り着いたら11時近くになっていた。2日間フルに遊んだ。大会には出場しなかったが、たくさん楽しませてもらった。

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2008年5月24日 (土)

何でも、やってみると面白い

以前、知人が、こんなことを言っていた。

ひとつのものごとを、集中力を投下して、ある程度我慢してやっていれば、ある日突然、視界が拓けて、とたんに面白くなってくる。

その醍醐味があるからこそ、はじめは、しぶとく頑張るのだ。

ポイントは、集中的に時間を投資することの重要性だ。たとえば、3つのことをやりたいからといって、気力を3分の1ずつに均等配分すると、3つともダメになることがある。

では、3つを2つに絞り込むのがよいか、1つに絞り込むのがよいか。これは、「判断」だろう。

時間の投資は、株式の投資に似ていると思う。あえて違いをいうなら、金銭的な見返りを伴わない「判断」なので、さいごは、自分の趣味で決める、ということになるのかもしれない。

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2008年5月22日 (木)

追い込み厳禁

ランナーには、様々なタイプがある。

極限まで自らを追い込んで成果を挙げるタイプもあれば、リラックスして長期間の間に成果を挙げるタイプもある。

わたしの場合は、前者では決してない。自らを追い込みすぎると、潰れて元も子もなくなってしまうのである。

ランニングに限らず、追い込みすぎて成功した試しがない。かならず、逃げ道を作り、遊びを作っておくのが、よいパフォーマンスをあげる方法だと気付いた。

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2008年5月19日 (月)

指示しないで、支持する

ある本を読んでいると、面白い一節があった。

人は、相談を持ちかけられると、ああだこうだと忠告してみたくなるものだ。人に忠告することは、みずからの優位性を確認し、ときには、みずからの無力感を一時的に麻痺させることができる。

忠告されたことが、実現可能なものであれば、まだ良い。でも、たいていは、忠告されたことがらは、相手方に有益なものではなく、忠告した人の自己満足に過ぎないことが多い。

人に忠告することについては、慎重でなければならない。緊急の場合をのぞき、独立した尊厳ある個人に指示することは、本質的には無益なのである。

「指示しないで、支持するのがいい」というのが、今日読んだ本の示唆だ。良いことを言うと思った。

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アマチュア無線の思い出

先日も少し触れたが、アマチュア無線は、学生時代と社会人の一時期、かなりハマった趣味のひとつである。

受験勉強を終わって、パワーが有り余っていたので、大学合格後、初級(当時の電話級・電信級)の資格を夏休みに取り、その勢いで、半年後に2級、さらに半年後に1級を取った。

当時の2級と1級は、記述式の試験問題で、質問は1行だけで、下の真っ白な部分に答案を記述していく論述式だった。当時は、ほんとうにパワーが有り余っていたので、「予想問題集1冊をノートに書いて覚える」という無謀な対策方法で、勢いだけで合格したような感じである。
 (そのころから、暗記はけっこう得意だった。社労士試験にも活かせるかな?)

学生時代は、屋外での運用が楽しかった。

アマチュア無線の大きな特性に、ラウンドQSOというのがある。つまり、電波は秘匿性なく誰でも聴取できるので、大人数の「電波会議」が簡単にできるのである。わたしは、電波のうえで、夜な夜な、「企画会議」をやっていた。どこに行くだの、持ち物点検や準備は、まったく会わずにやっていた。
 (現在の電子掲示板に比較しても、音声で複数人がコミュニケーションできるのは、最先端のメディアだと思う)

パソコン通信の真似ごとも無線でやっていた。わたしは、エンドユーザーだったが、パワーユーザーは、見通しの利く全国の各地に中継基地を置いて、全国的な伝送のネットワークを構築していた。国内だけでなく、海外との伝言交換網も構築されていて、国内外のリンクは、短波帯を用いていた。先駆者の方々は、様々なチャレンジをされていて、大いに刺激を受けた。

青年の一時期、情熱を傾注したアマチュア無線には、思い出がたくさんある。年とったら、どこかで再開してみようかな。

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資源活用の芸

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080518-00000006-gen-ent

いろいろな使いまわしの例があるようで。

昨日の飲み会で、ある人が、「飲み放題では、生ビールは絶対に頼まん、瓶にする」って言ってたなあ。

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2008年5月18日 (日)

鳥光 須磨本店

http://www.torimitu.com/suma/contents1.html

ランニングのあとの二次会は、鳥光須磨本店だった。

三宮店は、何度か行ったことがあるが、須磨本店は、三宮と異なり、椅子席ではなく座敷がある。雰囲気が違い新鮮だった。

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時間の有限性

きょうは、走っていて、とある人と話した。

そのかたは、走り出して間がなく、ランニングに相当な時間を費やしている。「友達との飲み会の時間が減りました」

そういうもんだろうなあ、とわたしは理解できた。

何ごとも、ものごとを為すためには、ある程度までは、一意専心、集中的に時間を投下する必要がある。効果が出てきた実感が感じられるまでは、ただひたすら、時間をつぎこまなければならない。(コツが分かってくると、時間的な手抜きが出来るようになってくる)

たいていの人は多忙である。少ない余暇時間を、いかに配分するかに腐心している。

ここが難しいところなのだが、有限な時間を、やりたいこと全てに配分すると、すべてが中途半端に終わってしまう。優先度の低い項目を切り捨てる作業は、非常に重要だ。

「走っていない人には、時間がないことの切実さが伝わらないんですよ、それが悩みでね」と、わたしは、その人に、ついついボヤいてしまった。

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自由と不自由

ここ5年間、いろんな人の集団に交わっている。

そのなかで、いちばんエエ加減だなあと思うのが、「ウチは自由なグループです。メンバーは平等だし、余計な規則もありません」というキャッチフレーズだ。

そんなのは、たいていはタテマエにすぎない。はじめのころは、それを真に受けて、けっこう痛い失敗を重ねた。人の差別意識は、多くは潜在意識のなかにあるので、当人自身も意識していない。まったくタチが悪い。

経験があるから優位、年長だから優位、男性だから優位、数えればキリがない。

普段は、差別意識が先鋭化することがないが、何か一事が起こると、日本的な「和」だとか「秩序」だとか、「慣例」だとか、自由平等であるはずのグループには似つかわしくない「掟」で、弱者を同調させようとする。

かかる思い込みに対抗することは、ほとんど無益だ。

グループのなかで強い立場のものには、法律は必要ない。ムラの掟が守るからだ。
弱い立場のものが真に闘おうとするならば、掟の上位概念である「法秩序」に頼るしかないのだろう、と思う。

闘うべきときには闘わなければならないが、始終闘っていては身がもたない。闘うことと逃げることのバランスが重要だ。

わたし自身の経験を書くと、「ムラの掟にすがる」方法論で、過去に手痛い失敗をした。でも、その失敗は貴重な教訓として別の機会に活きた。徹底的に闘って、環境を変化させることができた。

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2008年5月17日 (土)

黒字転換

ここ半年ほどの株価下落は、精神衛生上よろしくなかった。

もっとも、下落場面では、株を安く買えるので、平均調達価格が下落する。長期保有を考えると、あながち悪いことばかりではない。

ただ、赤字が累積するので、「なんとか、トントン」くらいには値が戻らんかなあ、とじっと忍耐の日々であった。

ここのところ、「なんとか、トントン」に戻ってきた。これから株価が上昇すると、上昇分は、まるまる黒字分になってくる。

耐え忍んだ日々の成果が現れてくるかな。

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2008年5月14日 (水)

機縁

機縁とは、あることが起こるようになるきっかけをいうそうだ。機縁は、おのずとおとずれてくるものであって、つくろうとしてもつくれるものではないという。いま、人生の折り返し点を過ぎようとしているところだが、このところ、人の機縁を感じることが多い。

ある仲間とは、ここ半年、数限りなく連絡を取り合ってきた。受信トレイは、短いながらも交流の歴史を物語り、メールの分量は膨大である。

わたしが活動を止めたので、寄せていただいていた期待が、一気に失望に転化してしまった。申しわけない思いで一杯だ。

ランナーには、2つのタイプがある。コンディションが悪くても根性で走り抜くタイプと、とっととリタイヤしてしまうタイプだ。根性で走り抜くタイプは、粘りが功を奏して好記録を産み出すこともあるが、無理がたたっての故障が多いという特徴もある。

わたしは、コンディションが悪いときには、走り抜かない。100kmレースで走り抜いたのは1度だけで、後はすべて歩きが入っている。人に比べてリタイヤの率が高いし、劇的に成績も伸びていない。その反面、この5年間、大きな故障を経験せずにこれまで来れた。

走る趣味をしていて良かったのは、長い時間軸で物事を考える習慣が身に付いたことだ。志が共有できてさえいれば、再チャレンジの機会は必ず巡ってくる。

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2008年5月13日 (火)

人たらんねん

携帯に見知らぬ人から電話が入っていた。「何やろ?」と思ってかけなおしてみると、のちほど、コールパックが入った。

「明日の中学校のボランティア、人たらんねん」

彼は、何度かボランティアの現場で一緒になって、気があって名刺交換をしていたので、わたしの携帯番号を知っていた。

「行きたいのはやまやまやけど、行かれへんわ」
(これ以上休んだら、さすがに仕事がね)

彼は、歳が若いながらも、普段は福祉の現場で仕事をしながら、ボランティアで何かと企画したり、現場で動いたりするのが好きな、活発な青年だ。何となく親近感を持っている。

わざわざ電話してきてくれたことは、ありがたかったが、期待には沿えなかった。

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できないことは約束しない

単純なことだが、実行に移すことは易しくない。

新しいことを約束したり、始めることは、わりに簡単だ。何ごとでも、初めは大変だが、初期には困難に耐える突破力があるし、初めの困難を乗り越えて慣れてくると、その後は楽しい時がやってくる。

新しいことを始めると、人間関係が拡がる。職業人としては知り合えなかった、意外な範囲の方々とお知り合いになれる。これは、大きな歓びだ。

また、新しいことを始めると、次の「新しいこと」が「芋づる式」に湧き上がってくる。新しい知人と、共通の趣味について対話するなかで、ヒントを得たり、その人が運んできてくれることが多い。

こうやって、オフタイムは、自転車操業状態になっていく。嬉しい悲鳴なのだが、処理できるパワーには限界がある。

最近の対策として、湧き上がってきた魅力的なものごとを、すぐに取り掛かれるものと、来年以降の積み残すものに分けている。積み残したものは、年末の「来年の目標」に反映する時点で、やりたい意欲のあるものから優先順位を付けて取り上げていく。

とはいっても、実際には、お正月に立てた計画は、新しい魅力あふれるものがあれば、年の途中で、迷うことなくチェンジすることも多々ある。やってみて失敗だったら、深追いすることはないのだ。

予定を機動的に変更できるように、基本的に、定期的な会合の約束は入れないことにしている。サークルなどで例会があるものについては、全てお断りだ。出席義務のある例会に出ていたら、身がいくつあっても足りない。

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2008年5月12日 (月)

美人豹変

酒を飲むと性格が変わる人がいる。

最近でなく、少し前の話だが、ある美人のお姉さんと酒席をともにする機会があったのだが、少しアルコールが入ると、がらりと雰囲気が変わってしまった。

控えめな外見とは、えらい違い。

もっとも、明るいお酒なのでよかったが。

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完全休養で元気回復

今朝起きると、やたら気が重い。急ぎの仕事もないので、きょう1日を完全休養日にすることに決めた。

わたしの悪い癖は、オフタイムのスケジュールを過密にしすぎることだ。たいていは、完全オフ日を設けて息抜きしているのだが、社労士の復習を1週間ごとの講義までに間に合わる必要がある関係で、このところ「遊び」がなくなっていた。

社労士への対策時間に、週10~15時間を充てる関係で、他の活動への負荷がひじょうにかかっている。いまは、試験が終わる8月までの間、優先度の低い予定を切り捨てて、スリムになろうとしているところだ。

秋に向けたランニングの練習以外は、すべて捨てざるを得ないだろう。英検準1級/TOEIC対策も、しばらくは見送りだな。

1日ぶらぶらして元気回復してきた。

冷静になってみると、知らず知らずのようちに予定を詰めすぎ、「燃えつき」寸前になっていたのではないか、と反省することしきり。

もっとも、以前なら、疲れてもさらに無理して頑張り続けていたので、気が付いて事前に引き返すことができるようになったので、少しは進歩したかな。

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2008年5月11日 (日)

ゼロの価値

カウンセリングというのは、何もしない作業である。

カウンセリングの究極の目的は、自分が自分で立ち上がれるようにすることだ。立ち上がりにくいとき、少しだけ背中を押してくれるのがカウンセラーである。

人は「こうやったら立ち上がれるよ」と指示されても、立ち上がることはできない。自分自身で気づき、納得することなしには、行動に移すことはできないのだ。カウンセラーは、気づきのヒントをくれる。

気づきは、偉大なパワーを生む。これに対して、忠告はたいていの場合、有害だ。

自分自身に不安があるもの、優位に立ちたいものほど、余計な忠告をしたがる。人に意見したくなったら、本当に相手が望むものを与えようとしているのか、自分の内面を見直したほうがよい。

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2008年5月10日 (土)

未完の行為

心理学用語で、「未完の行為」という言葉がある。やりたくても実現できなかったことは、ずっと心に残り続ける、という意味らしい。

わたしが読んだ本では、片思いを告白しなかったまま結婚してしまった女性の話が出てくる。ずっと心残りで、配偶者に対する愛情をもてなかったその女性は、薦めに応じて「未完の行為」、すなわち「告白」を実行することに決めた。

実際には、いざ会いにいって、昔とは変わってしまった相手を見て、いっぺんに心が醒めて、ふっきれたそうだ。何でも、思いは成し遂げてみないと、人は納得できない。

相手が死んでしまっていたらどうするか。心理療法では、だれかに「代わり」をやってもらうのである。たとえば、「憎いお父さんと思って、相手にぶちまけて下さい」という感じである。

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2008年5月 9日 (金)

職業病?

社会保険労務士講座で、若い兄ちゃんと仲良くなったのだが、わたしの仕事を当て推量で当てられてしまった。「資料の繰り方や、ペンの持ち方で直感した」のだそうだ。

苦笑してしまった。

職業病というべきかな。

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2008年5月 6日 (火)

二兎を追うもの、一兎を得ず

著名なことわざである。

何ごとを為すにも、ヒト、モノ、金、時間といった資源をいかに適切に配分するかが重要だ。重点化せずに、複数の対象に散漫に投資すると、共倒れになってしまう。

わたしは、時間を貴重な財産と考えており、資産投資と似たような感覚を持っている。

ひとつに入れ込まずに、複数の対象に「分散投資」することと、優先度の低い「時間」投資は、バッサリと斬り捨てて、残りの対象に重点化することに、まったくためらいがない。

また、時間の使い方を固定化するような約束は、できるだけしないようにしている。義理でがんじがらめにならないためには、「できないことは、できない」とハッキリということが大事だ。(以前は、なかなか、それが出来なかった)

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男女差別、年齢差別

最近、痛切に思うことは、人々の心に深く内面化された、男女差別と年齢差別の根深さだ。とくに、高年齢者の思い込みをマイノリティである、女性や若年者が修正することは、極めて困難である。

男女差別をする人を見分ける「注意語」は、「男の人は~だから」「女の人は~だから」という発言だ。このような発言を聞くと、「偏見がある人なんだな」という注意をもって、その後の言動に気をつけるようにしている。
 (この種の決め付けは、性別を問わない)

加えて、「年長者だから、正しい」という内面化も強烈だ。日本は、年長者を敬う文化が浸透しているので、男女差別と異なり、年長者が発する「差別発言」が問題化することが少ない。

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時間にケチ

わたしは、時間にケチだ。この生活習慣は、ランニ