人たらんねん
携帯に見知らぬ人から電話が入っていた。「何やろ?」と思ってかけなおしてみると、のちほど、コールパックが入った。
「明日の中学校のボランティア、人たらんねん」
彼は、何度かボランティアの現場で一緒になって、気があって名刺交換をしていたので、わたしの携帯番号を知っていた。
「行きたいのはやまやまやけど、行かれへんわ」
(これ以上休んだら、さすがに仕事がね)
彼は、歳が若いながらも、普段は福祉の現場で仕事をしながら、ボランティアで何かと企画したり、現場で動いたりするのが好きな、活発な青年だ。何となく親近感を持っている。
わざわざ電話してきてくれたことは、ありがたかったが、期待には沿えなかった。
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