なるとの「第九」
6月1日に、徳島県鳴門市に行って来る。
鳴門市は、第一次世界大戦の当時、中国大陸から移送したドイツ兵の捕虜収容所があり、今から丁度90年前の1918年6月1日に、ドイツ人捕虜たちによって全曲演奏されたのが、わが国における「第九」の発祥だそうだ。映画「バルトの楽園」でも描かれた。
鳴門市は、「第九」によるまちおこしの一環として、6月第1週の週末に定期演奏会を行っている。主催は、NPO法人 鳴門「第九」を歌う会ほか。
その、第27回ペートーヴェン「第九」交響楽演奏会で、歌わせてもらえることになった。きっかけは、ランニングの電子掲示板に、「一万人の第九」に出場することを書いたことだ。同じく出場する方からメールをいただいて、交流が始まった。その方は、「第九」のグループを率いておられ、「よかったら鳴門に来ませんか」とお誘いを受けたので、二つ返事でお願いした。
何でも喋ってみるものである。
「一万人の第九」は、大勢の合唱団が歌うことに集中することで、一万分の一ずつの努力が結集して、良い音が形作られていくのが素晴らしい。わたしは、マラソンの完走で泣いたことはないが、「第九」のフィナーレでは、毎度毎度泣いてしまう。どうも涙腺が弱くていけない。
なるとの「第九」会場である鳴門市文化会館は、500名ほどの音楽ホールで、合唱団の人数は「1万人」に比べるべくもないが、音楽専用ホールで音響がよく、違った感動が得られると聞いている。
楽しみにして行ってこよう。
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