指示しないで、支持する
ある本を読んでいると、面白い一節があった。
人は、相談を持ちかけられると、ああだこうだと忠告してみたくなるものだ。人に忠告することは、みずからの優位性を確認し、ときには、みずからの無力感を一時的に麻痺させることができる。
忠告されたことが、実現可能なものであれば、まだ良い。でも、たいていは、忠告されたことがらは、相手方に有益なものではなく、忠告した人の自己満足に過ぎないことが多い。
人に忠告することについては、慎重でなければならない。緊急の場合をのぞき、独立した尊厳ある個人に指示することは、本質的には無益なのである。
「指示しないで、支持するのがいい」というのが、今日読んだ本の示唆だ。良いことを言うと思った。
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