この週末は、小豆島旅行に行ってきた。20年ほど前に行ったことがあるが、ほとんど初めてみたいなもんだった。
本来の目的は、小豆島オリーブマラソンに参加することだったのだが、申し込みを忘れるというミスをしてしまい、選手として走れることはできなかった。
選手として出場できなくなったときに、「もう行かんでもええか」と投げそうになってしまったが、友人のプッシュで純粋な旅行として行くことに変えた。当時、何かと余裕がなく、どうにかしていたのだろう。行ってみて、結果的には良かった。
行程は、姫路まで車で行き、福田港にフェリーでわたる。帰りは逆コース。土曜日と日曜日の一泊二日だ。宿は、友人が島の西側にある「へんろ宿」を取ってくれた。今秋、遍路入門講座に行くことになっているので、これも何かの奇遇である。
島にわたり、まずは観光スポットであるマルキン醤油館に行く。ここは、醤油の製造工程をお勉強することができる施設だ。食べる方面で、「醤油ソフトクリーム」なるものもあった。
(次に昼食で、うどん屋に入ったが、稀にみるハズレであった。これなら、神戸の讃岐うどん屋のほうがよほど旨い)
友人2人(ハーフの選手)が、スタート地点で前日エントリーを済ませたあと、「二十四の瞳映画村」に向かう。「二十四の瞳」は、壷井栄原作の小説で、戦中戦後の尋常小学校を舞台にしたもので、2度映画化された。瀬戸内海を臨む高台に、映画用のオープンセットが組まれたものが、映画終了後に観光資源として保存されている。
ここで面白かったのが、「旅の思い出帳」だ。旅先で、旅の思い出を記すノートは、割とよく見かけるが、ここでは、過去20年分の「旅の思い出帳」が整理して見れるようになっている。「これは書いておかんといかんなあ」と思い、足跡を残してきた。
20年後(還暦の年)にもう一度訪れようかな。(笑)
1日目の行程を終わり、土庄港の「へんろ宿」に移動する。今回初めて使ったが、1人で行動するお遍路さんでもリーズナブルな値段で泊まれるようになっており、四国旅行に使うのも便利だ。へんろ宿らしく、遍路さんようのユニフォームやグッズが、売店にたくさん置いてあったり、コインランドリーで洗濯と乾燥ができるようになっていた。
(これは、服の替えを何日分も携行しなくても良いための設備だ)
食事は、夜も朝も、肉類はまったくでなかった。これも、この手の宿の特色なのかもしれない。従業員さんの対応は、非常によかった。先日聞いた話では、四国には、遍路者をもてなす「お接待」の文化が根付いているのだそうだ。
土曜日とは変わってよい天気になった当日の朝、「精進のおかげで晴れましたねえ」と言われた。従業員さんは、日々そのように、遍路者をねぎらっておられるのだろう。ありがたい一言だった。
マラソン大会は、5km、10km、ハーフの部門があり、選手は5000人のいて、けっこうにぎやかだ。車を置いて暇があったので、移動応援がてら、スタート地点付近をぶらぶらと歩いた。
聞くと、海沿いで、景色は良いコースのようだ。反面、起伏があって、公認も取れないような「記録は出ない」起伏コースだ。沿道で見ていると、ビギナーがかなり多かったようで、5km部門なのに、3km地点くらいから死にそうな顔で歩き出している人が大勢いて、びっくりした。(ファンランにしても、ちっとは練習して参加せえよ、と言いたくもなったが)
レース後は、名勝の寒霞渓に向かう。そのころには、よく晴れて、よい景色に恵まれた。ここでも、ソフトクリームを食べた。オリーブソフトが名物なのだそうだ。
行きと同じようにフェリーで姫路に戻り、神戸まで帰り着いたら11時近くになっていた。2日間フルに遊んだ。大会には出場しなかったが、たくさん楽しませてもらった。