【読書】団塊漂流(海江田万里、角川oneテーマ21文庫)
民主党衆議院議員である氏の著作を読んだ。国会議員になる前から、評論家として経済には詳しい。
この本で改めて、民主党の年金改革案を読んだ。
「なかなかよい」のではないかと思って注目している。
基礎年金の国庫負担率を3分の1から2分の1に引き上げる財源がないということで、消費税引き上げなどが検討されているのだが、民主党案は、低所得者の基礎年金は「全額国庫負担」とし、高所得者の基礎年金は「なしにする」というものだ。
(なお、年収600万程度~1200万程度の中堅所得者は、所得に比例して国庫負担を低減する)
この案は、低所得者に対する「セーフティネット」として機能するのが、大きな特徴だ。自民党は、民主党案を、実現可能性がないと批判したが、制度設計次第で、実現可能な案なのではないか、と思った。
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