« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2006年11月30日 (木)

「第九」佐渡裕レッスンに参加

きのう、これまでのレッスンの総仕上げとなる「佐渡裕レッスン」に参加してきた。

わたしは、「第九」を歌うこと自体が初めてなので、昨日が佐渡裕さんに会う初体験ということで、大変楽しみにしていた。これまでのレッスンは、約300人の規模で行ってきたが、昨日は各所から集合してきた役1500人の集団が、豊中市民会館を埋めた。著名な指揮者であるので、もうすこし重厚な人物を想像していたが、実際には気さくな感じの人物で、意外だった。

レッスンは、初めから順番に流してゆき、先生の想像と異なるハーモニーの部分だけを矯正するような方法で進んだ。無駄なコメントがない。才能と自信を窺わせる。

予定の1時間半はあっという間だった。

神戸クラスだけのレッスンとは異なり、それなりの人数がいる。歌いながらも、各パートのハーモニーが調和して美しいのが聴いて取れる。ここまでやってきてよかったと思った。

あとは、週末の本番が待っている。楽しんで行ってこよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月28日 (火)

【読書】「超」英語法(野口悠紀雄、講談社文庫)

野口氏の別の著作を探しにジュンク堂に行ったところ、英語の本にめぐりあえた。

ジュンク堂には、著者、書名などをキーに「本の在りか」を探してくれる端末が備えてあり、利用者が自由に操作できる。野口氏の著作一覧に表題の本を見つけ、気に入って買ってきた。英語に関する本は最近よく見ているが、今まで気付かなかったのは、「英語の棚になかった」からだ。(文庫・新書の棚に分類されている)

この本は、英語専門家が書いた類書とは一線を画す。

【1】英語利用者の立場で書かれたこと。
 筆者は、東大工学部を卒業後、「経済職の試験を受けて」大蔵省に入った。官費留学を契機に、経済学者への転向を決め、退職して再留学した経歴の持ち主だ。今や、スタンフォード大学で講義をする立場になっている。
 英語専門家は、精緻に教えようとするが、英語利用者の立場で書かれた当書は、「8割できればよしとせよ」という観点から、完璧にする部分と手抜きする部分とを教える。ノン・ネイティブズには自ずから限界があるのだ。

【2】英会話教室の「否定」と具体的ノウハウの披瀝
 これは、わたしが読んだ別の本と路線を同一とする。聴けなければ話せないし、聴ければ話せるようになる。具体的ノウハウについては、類書と少し違う点もあるが、基本的方向は同じで、個人の「好み」が出ている。筆者は、今後「Eメールにて書く場面が増えるので、ライティング力がますます問われる」という見解である。

【3】「英語をやっていてよかったこと」の披瀝
 英語を「やる」楽しみを教えてくれる。ケネディ就任時の演説など、スピーチライターが練り上げ、歴代の政治家が用いてきた「美しい」英語を聞くこと。正統的な英語として聞きやすいニュースが聴けるようになれば幅が広がること、などを奨めている。

【4】ピンチの乗り切り方
 演説と違い、会話では、言葉のキャッチボールができる。「わからない」ときの時間稼ぎ、ピンチの乗り切り方を教えてくれる。

【5】ネット環境の活用
 リスニングの豊富な音源が無料で手に入るインターネット環境を活用しない手はない、という主張である。リーディングにおいても、グーグルでは、既に過去200年分(!)の欧米の新聞が電子化されて無料で検索・閲覧できるそうだ。驚いた。日露戦争や日米開戦時の英字新聞をネット経由で読めることになる。(一度試してみようと思う)

 この本の中で、一番心を動かされたのは、ノウハウなどもさることながら、英語にまつわる筆者の個人体験だ。「5章の2(250~259ページ)」だけでも本屋で見てみてほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「いじめ防止」議論の方向が違うのでは?

自殺事件をふまえて、「いじめ」議論が出ている。

だが、わたしは、議論の方向が違っているのではないか、と思う。

学校は、それぞれの生徒が、将来は自立した生活できる個人となるための「教育」を与える場である。生徒は、未成熟であるがゆえに、個人として与えられる権利及び義務は「割り引かれる」。(親権者や教師などによる指導を受ける)

個人の集合体である社会の理想は、「全員が法を守り、勤勉に働く社会」だ。しかし、現実には、犯罪などが起こり、サボりが起こる。現実を理想に近づけるため、国民を代表する議員が策定する「法」という上部権力により秩序が維持され、共産主義が敗れ(修正)資本主義が生き残った。

生徒の善意を信じる教員は、理想を追及している。だが、現実に秩序を乱す生徒が現れたときにはどうするのか。「みんなで仲良くしよう」と言うことは耳あたりがよい。同時に、教員の責任逃れでもある。法に従う市民の倫理は、違法行為は通報することだ。しかし、教育の世界では、加害者以外の生徒は行為を見ても黙認する立場にまわる。それは、学級における秩序(法)が、生徒に信頼されていないからである。

以前、教員をめざす女子学生と議論したことがある。
(彼女) 「体罰はいけない。その生徒の学習権を侵害する指示はすべてダメだ。」
(私)  「授業を妨害する生徒は、他の生徒の学習権を侵害しているので、【罰として校庭を走って来い】【バケツを持って立っていろ】ということはできないのか」
(彼女)「いけない」
(私) 「強者と弱者の権利が競合するときは、教員は弱者を救済すべきなのではないか」

彼女の意見は、机上の空論だと思った。権利ばかりが強調され、対立概念である義務が欠落していると思った。でも、それが教員採用試験における「正解」なんだそうだ。

その後、彼女が教員になって、非常勤の副担任になった。「いじめがあるらしいけど、副担任だから何もできないのよね」 典型的な責任回避である。「副」であろうが、生徒から見れば先生以外の何ものでもないのだから、できることをやらなければならない。

生徒の善意を信じることはほどほどにする必要がある。秩序が乱れたときの「上部権力」は必要だ。成熟した大人でさえも、秩序によっても制御できないことがあるのが社会の実態なのに、未成熟の生徒に「聖人君子」を求めることが間違っている。

いじめは、人権侵害であると認識するべきだ。人が死んでいるのである。秩序をもって罰するべきである。この間書いた「ゼロ・トレランス方式」は、しごく当然のことだが、やらなければならないと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

介護の心(読売新聞 連載)

新聞社のHP上の連載コラムについては、良いものが多い。ブログのような無償の媒体と違って、「売りたい」がためのコマーシャリズムが良い方向に作用していると思う。

読売新聞のHPに立ち寄って偶然見つけた(↓)のコラム「介護の心」は中身がよかった。http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/kokoro/

筆者三好氏は、理学療法士(PT)だ。特別養護老人ホームを経て、現在は講演・執筆活動などもこなす、50代男性である。読みやすい文章を書ける人だとも思った。

HPに載っている連載分はすべて目を通させてもらった。たとえば、施設整備に走りがちな行政当局を批判し、機械によらない入浴を進めている。機械浴は本人の尊厳を損ねるものだとのポリシーによる。

浴槽で入浴することは、「浴槽の工夫で可能である」という。一般に、特別養護老人ホームなどの施設は、大人数・機械での入浴を前提に、「水面」を広くつくる。そうすると、つかまれない。自立した入浴の前提は「狭くて深い」風呂だと筆者はいう。「バリアフリー設計は、建築家だけでは可能にならない」典型例だな、と私は思った。バリアフリー設計は、使用者の真の必要性から発想して行わなれければならないが、現実はそうではないらしい。

同様の例がベッドにも言える(詳細は連載参照)

機械と金に安易に頼るなかれ。「寝たきりにしない介護は、現場の工夫でできるんだよ」ということをこの連載は教えてくれた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

郵政造反組の復党には理由がない

こんなに無原則でよいものなのか。郵政造反組の復党には理由がない。「改革政党」は先祖返りしたのではないか。安倍首相は小泉政治からいったい何を学んだのだろう。

参議院選挙で投票すべき適切な政党がなくなってしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マンガ喫茶の需給関係

マンガ喫茶に入りたくなった。三宮の某店を使う予定だったが、気が変わって、電車に乗って駅をかえ、地元の某店を使ってみることにした。すると、「やたらに高い」。

たいていは、三宮の繁華街は地価が高くて何かと経費がかかるので物価が高く、郊外になるにつれて物価が安くなる。しかしながら、その駅は、周りに学校がたくさんあって、マンガを読む年齢層が多い。だから、需給関係がタイトなのである。

だから、地元の某店は「やたら強気」の価格設定でもやっていける。むかし教科書でやった需給曲線の実例だなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神戸の東遊園地は、なぜ「東」と付くのか

いま、越沢明氏の「復興計画」を読んでいる。文章は平易だが、「東京の都市計画」と比べて、範囲が全国に及び、対象とする期間も幅広い。いま、じっくり集中して読書に取り組んでいるところである。そのなかで、地元神戸の「居留地」に関する記述を見つけた。

「居留地」の範囲は、東はフラワーロードで、西は大丸がある筋である。これには地理的な理由があった。東端であるフラワーロードは、昔は生田川があった(いまは付替えられ、JR新神戸駅のそばを流れている)。西端である大丸がある筋は、鯉川(いまは、地下に巨大河川がある)があった。今では、地表から覗いしれないが、「居留地」は、2つの川に挟まれた地域に設定されていた。

計画的な都市整備のひとつとして、居留地の「東端」に公園として「東遊園地」を設けた。その名前は、現在に至っても引き継がれている。

なお、「東遊園地」のあたりは、加納町の名前が付けられているが、これは、しばしば氾濫して外国人に不評だった生田川を、3か月の短期間で付け替えた「加納さん」にちなんで名づけられた。東遊園地には、功績を顕彰するため加納さんの銅像があるとのことだ。地元に長くいながら、この本を読んで、はじめて知った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月27日 (月)

データ入力ミスを根絶する!

わたしは、データ及び文書を扱う仕事をしている。「入力するだけ」の形づくりは容易だが、「ミスをゼロ」にすることは、容易ではない。普段から心がけているチェックポイントについて紹介する。

【1】点検していない目的物は、不良品と認識すること。
 電子データは、外から見分けがつかない。紙で見れば明らかな錯誤でも、データとして流通してしまう危険性があることを認識するべきだ。

【2】作成時に、点検ルールを定めておくこと。
 目的物によっては、点検しやすい形式で作成することも考えるべきである。

【3】作成及び点検の時間を確保し、当初に予定しておくこと。
 当然のことであるが、できていない場合が多いのではないか。

【4】点検については、複数回行い、時間間隔(インターバル)を確保すること。
 複数回の点検は当然として、連続作業に伴う思い込みを排することが重要であるので、時間間隔を確保する。「前回の自分」と「今回の自分」では、視点がおのずと変わる。

【5】意識的に点検の視点を変えること。
 同じように点検していては、マンネリに陥る。人を代えるのもよい。

【6】点検は、原則として紙で行うこと。
 一覧性、類似項目との比較などにおいて、点検作業において紙に代替できる有力な媒体は現存しない。ペーパレスには反するが、データの精度を確保するために必要な資源の消費と割り切ること。

【7】類似項目の突合せを行うこと。
 数字であれば、オーダーの不自然な差がないか。文字であれば、表記のぶれや項目の不自然な差がないかなど点検できる。不良品摘出の有力な手段である。

【8】ソフトウェアの機能を活用すること。
 とくに、Excelのソートと抽出は有効に活用できる。【5】で述べた「点検の視点」の変更が自然にできるからだ。
 作業のコツとしては、原データの並びに対応する「連番」(のようなもの)を付けておき、特定のキーで再整列すれば原データの並びに復元するようにしておく。そうすれば、別ファイルとして管理せずに済むので、管理手間を増やさずに様々な条件で点検できる。
 文書入力において、世代間比較を行うために、Wordの比較ツールも使ったことがあるが、利用価値は「ものによりけり」といったところか。(ないよりは良いが、完全には依存できない)

【9】世代管理を確実にすること。
 (特に、複数回校正のような作業において)世代管理の錯誤は膨大な手戻りとなる。以前、それで手痛い教訓を得たので、複数回にわたる校正を依頼する際には、「世代管理」の方法を決めておくことにした。とくに、作業の各過程で使用する「フォルダの構成」は、「世代管理の錯誤」を防止するため、極めて重要である。

【10】同一ファイルに上書きを繰り返すときは、前後の「差」を確認すること。
 わたしの担当した業務での「教訓」をふまえ、その後は、前後の「差」を確認しない限り受領しない、というルールを決めた。とくに校正作業は、たいてい「ドタバタ」になるので、【2】で述べたように、点検ルールを事前に定めておくほうがよい。

以上、普段の実務で得られた「手痛い」教訓をもとに10項目を作ってみた。ご参考にしていただければ、ありがたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月26日 (日)

「超英語法」(野口 悠紀雄)を買ってきた

野口悠紀雄さんが、現在の景気回復に異論を唱える本を書いていたのを、某書店で見て、(その時は買わずに見過ごしたのだが)どうしても欲しくなって購入した。

神戸のジュンク堂書店には、「検索機」がある。目的の本の場所をレシート状の紙に打ち出して探しやすいようにしてくれている。また、担当者ごとに専門分野を明記した名札を掲げていて、自らの専門分野の本については、あっというまに在りかを探し出してくれるのが、購買意欲を著しくそそる。

今回も、その検索機のお世話になった。すると、同一著者の「超英語法」の著書を見つけた。わたしは、「超整理法」以来、この著者に高い信頼性を与えているので、目次だけを一読して「買い」の決断をした。

よって、昨日の越沢論文とあわせて3冊が「積読」状態になっている。越沢論文は、今日読みかけたが、平易な文章であるが、内容は精緻で読むのに集中力を要するので、一気に読むと疲れる。ぼちぼち自分のなかで消化して、ここに要約を上げたいと思う。

越沢氏は、新進気鋭の学者だが、都市計画史に内容の精度が非常に高く、かならず、「歴史が正当に評価する」文書になると思っている。むずかしい文体で書かれていないので、一般の教養書としても充分耐えうる。このレベルの類書は、おそらくないのではないか。膨大な調査に裏付けられた、著者の都市整備に対する真摯さと情熱がよく伝わってくる。機会があったら、是非とも手にとっていただきたく、強く推奨する。

「超英語法」については、英語の棚ではなく、文庫・新書の棚にあったので気づくのが遅れた。検索一覧で、たまたま題名を見つけたので、本にたどりつけた次第だ。まだ途中までしか読んでいないが、「英会話信仰の否定」をはじめとして、従来の常識にまっこうから対立した「勉強法」を示している。

(わたしは、まったく違和感なく受け入れることができるが、テレビCMの「宣伝」により、供給者側の論理に染まっている方々には、抵抗感があるかもしれない)

いままで、4分の1ほど読んだ限りでは、英語論として充分耐えうるレベルのものだと思うが、この本も読了した段階で、レポートを上げたいと思っている。

ついでに、氏の最新作として「景気回復を否定する」別冊も購入したので、それについても後日に詳細に報告する。

(それにしても、積読が多くなってきていますねえ。消化せねば。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

英検2級 2次試験合格のコツ【続】

ひとつ書き忘れたので、追加する。

試験官から、問題カードを渡されると、黙読の時間が与えられるが、「黙読の時間には、3コマ漫画だけに注目する」というポイントを加えたい。

問題カードには、文章と3コマ漫画が書かれている。1回目に受験したときは、そのうち、どこを読むか迷っているうちに時間切れとなってしまい、失敗した。

今回の受験では、黙読の時間には、3コマ漫画だけを見た。その理由は2つ。
 ①文章部分については、直後に朗読を命じられるので、「ゆっくり読む」ことによって時間稼ぎをしつつ、内容の理解もできる。したがって、黙読のときに目を通す必要がない。
 ②のちほどの質問で3コマ漫画を「説明」する必要があるので、少しでも先に見て「回答の仕方」を考えておいたほうが、余裕をもって回答できる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【購入】オーディオプレイヤー i AUDIO T2

非常に愛着のある、現在のオーディオプレイヤー(SIGNEO製SN-A400)であるが、充電を繰り返したせいであろう、電池がヘタってきた。

きょうは、新しいオーディオプレイヤーを買ってきた。現在のオーディオプレイヤーの後継機が意外に高値になっている(SIGNEOのブランド価値が、以前より上昇したせいか?)ので、諦めて、別のメーカー(コウォンジャパン)に乗り換えた。

「512MBタイプで1万円以下」を目標に、製品を探したのだが、SIGNEOは512MBで1.3万円前後。今回買ったものは、機能性を満足したうえで、1MBタイプで15000円ほどだったので、予算オーバーだったがやむを得ず買った。

容量が以前の4倍で、値段が2倍なので、単位あたり単価は低下していることにはなるが、語学用途では、充放電を繰り返して電池が短期間でヘタるのは目に見えているので、容量が小さくても低価格のほうが、ありがたかったのだが。

「本体をポケットの中に入れて操作できる大きさ、軽さで、操作ボタンが小さすぎないもの」という条件で探すと、製品の選択の幅が非常に限られるので、仕方なかった。予算オーバーを取り返すべく、そのぶん使い込むことにしよう。

きょう買ってきたばかりで、未だ使っていないので、使用感については別稿とする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新聞「大紀元」

きょうは、喫茶店で、めったに、おめにかかることのない新聞を見つけた。新聞「大紀元」である。このような新聞が、神戸の喫茶店にあるとは驚きであった。
 (別の喫茶店で、「聖教新聞」を見たこともあるが、驚きの程度は比較にならない)

発行母体である「大紀元」については、WikiPediaに項目がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%B4%80%E5%85%83

中国の反体制メディアとして、北京当局に対する痛烈な批判を展開しつづけている。日本語版は月2回刊行のようである。今回見た記事では、中国当局によるチベット人虐殺事件を厳しく批判していた。

(日本では、あまり報じられていないが、中国軍が無抵抗の一般人を銃殺する場面が、偶然に欧米のテレビクルーによって撮影された。マスコミ報道及びインターネットでその映像が全世界に広まり、北京当局は批判されている。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

復興計画(越沢 明著)を買う

昨日、都市計画に関係して、越沢明さんの著作を取り上げたが、その後、ネットで検索してみたら、「東京の都市計画」よりも幅広いテーマで取り上げている別著を見つけた。「復興計画」と題して、全国で実施されてきた復興計画について論評されている本である。

すなわち、明治時代のみならず、江戸時代の大火に遡り、現代は阪神大震災にいたる時代にいたるまでの復興の歴史を俯瞰する。さらに、地域についても、東京に限定せず、全国の災害や戦災で、どのような都市復興が為されてきたかを検証する。このあたりが、著書の目的であるように思う。

都市計画によって大規模な都市再整備を営々と実現してきた先人の努力は、並み大抵のものではない。しかしながら、現代では、当然のこととして、意外に知られていない。越沢作品を読み直すことによって、あらためて認識を改めたいと思っている。

阪神大震災、そして明治以前の都市計画史をあらためて扱う今回の作品は、(文章が難しいわけではないが)研究論文としての完成度が高いので、集中力を高めていっきに読みたい。そこで、きょうのところは、とりあえず「積ん読」にとどめた。早いうちにいっきに読了して報告したい。これまでの作品と同様、膨大な資料の蓄積に基づく論評は、期待を裏切らないと思う。

ちなみに、先日書いた「満州国における越沢作品」については、海外ゆえ、(内地生まれの私には)土地勘に乏しいので、立ち読みの段階で買うのをやめた。著者は満州出身なので、満州になじみが深く、思い入れがあるようで、満州に対するバックボーンが異なるように思えた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月25日 (土)

【講演】スポーツ・ビジネス論(林 直也氏:関西学院大学)

神戸市中央体育館が主催するセミナーにて、話しを聞いてきた。シリーズの2回目。

演者は、学生時代に経済学を専攻するとともに、短距離選手として日本選手権に出場した。大阪体育大学大学院を経て、現在は、関西学院大学などで教鞭をとっている。スポーツ・ビジネスを研究分野にしたのは、日本選手権の選手として、ほとんど観客がいない状況を体験し、「陸上競技を人気あるものにしたい」ことが動機だと言っていた。

スポーツ・ビジネスは、テレビ中継の登場、主催団体の商業指向、IT化などを背景に進展している。

オリンピックでは、大会運営に伴う赤字に苦しんだ主催者(IOC)は、商業化を推し進めた。ロス大会で、富士フイルムがスポンサーとして商業的に大成功をおさめた(アメリカでのシェア:5%→30%)ことなどに刺激され、ビジネスとして成立するようになった。一方で、商業指向の弊害として、放映権料の高額化、大金が絡む大会になったことで巧妙化するドーピングなどがある。

サッカーW杯では、主催者(FIFA)は、初めは、「多数の市民が無料で視聴できる」ことを目標にサッカーの普及を優先していたので、放映権は各国の公共放送に安価に取得させていた。ビジネスとしては、広告看板の掲出権を売りに出す程度であった。

ところが、メキシコ大会以降、ISL(スポーツマーケティング会社)を代理店とする販売方式に変わり、商業化が進展した。今では、W杯大会のみならず、4年分(=W杯+FIFA主催の主要4試合)の権利を一括して入札する「インターサッカー4」方式が取り入れられた。放映権料の急騰により、その負担に耐えられず「映像を買えない国」が現れるなど、「ひろく普及させる」という当初の目的と相反する現象も現れている。

スポーツ大会は、全額を税金で賄うことは難しいので、ある程度の商業化は必要であるが、今後とも、「スポーツがどのようなソフト(コンテンツ)として存在するべきか」を考えていく必要がある。

以上が、要旨であった。

テレビ中継の際に、解説者から断片的に話していて知っていたこともあったが、時系列に体系的に話していただいて、よく理解できた。「金がなければ、運営はできない」という現実もある。スポーツの本来目的の追求と、商業化とのバランスは難しいところだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ひかり電話 開通

きょう、NTT西日本が工事に来た。ひかり電話が開通した。

NTTには、物理的な工事だけをしてもらい、ソフトウェアの設定については自分自身で行った。設定の所要時間は30分ほど。

従来のADSLより、(体感として)それなりには速くなったような気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【英作文】頭から英訳できるトレーニングブック(ベレ出版)

英語のテキストについては、「あれもこれも」と手を拡げすぎないように心がけているが、この本については、魅力的に思えたので、つい買ってしまった。

①英文の語順を徹底的に頭にたたき込む構成
②効率的に英作文が学べるように、英文法を有機的に配置

していることがうたい文句である。

①については、日本語と異なる英文の語順を理解させるため、すべての英作文問題に「英文の語順に変換した日本文」を示し、それを基に英訳させる方式を採っている。②については、目次を見ただけだが、一般の英文法書よりは、運用に即したわかりやすい構成になっている気がする。

一般の英文法書は、英作文との関連性がわかりにくいうえ、細部の記述が多いので、わたしはあまり好きになれないのだが、この本は、英作文と英文法を関連付けさせているところに、大きな特徴があると思う。

わたしは、この本を用いて、
 ①本にしたがって、英作文をやる
 ②英作文(和文、英文)をExcelにデータべース化する
 ③全編完了後は、Excel上で乱順に並び替えて、練習教材にする。
   ※「英語上達完全マップ」が推奨する「瞬間英作文」及び「暗唱」の題材とする。

という、多機能の活用をしたいと考えている。効果のほどは、どう出るか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月24日 (金)

有馬温泉って神戸市内にあるって知ってました?

先日、(私が講演を聴いた)田中まこ氏が、関東で100人に聞いたところ、「だれも知らなかった」らしい。

神戸は、異人館や旧居留地などの市街地が注目されることが多いが、六甲山の北側も神戸市に含まれており、有馬温泉は、その「六甲山の北側」エリアにある。

来月はルミナリエ。その期間、有馬温泉協会は、無料で三宮との往復バスを出すことに決めたそうだ。神戸は意外に広い。神戸に来られたかたは、市街地だけでなく、別の場所にも足を運んでいただきたいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

英検2級 2次試験合格のコツ

わたしなりに、英検2級【2次試験】の合格のコツを整理してみる。

周辺では、面接対策本(旺文社の本が圧倒的に多い)で、3コマ漫画を見て、英文をつくるような対策をしている人が目立った。しかし、わたしの所感は、【2次試験】は、会話試験というよりかは、ヒヤリング試験の延長と考えて対策したほうがよい。

試験官は、「表現力」よりも、問い&ペーパーに対する「理解力」を試していたように思う。聴ければ、表現は適当でよいのではないかというのが感想だ。

わたしの場合、試験官の問いに対する応答は、各問いに対して2文程度の単純な構文の英文にすぎず、非常に貧弱だった。英会話として見れば、全然ダメである。しかし、応答の内容から、「私が問い&ペーパーをほぼ完全に理解して、応答している」ことは、試験官に充分に伝わった。それが、合格の主な要因になったと思っている。

だから、面接のための対策は最小限にして、ヒヤリング試験のつもりで臨むことを奨める。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡本行夫氏講演に申し込み

わたしは、講演を聴きに行くことも好きである。

先日の読売新聞に、関西大学の新学部創設を記念したシンポジウムの案内があった。

基調講演に、岡本行夫氏の名前があった。以前に、氏の著作(「砂漠の戦争-イラクを駆け抜けた友、奥克彦へ-」)を読んで、イラクで亡くなった奥克彦さんを悼む人間性の「熱さ」を強く感じた。また、テレビで外交に関する評論を見て、氏に対する関心があった。

そこで、講演を聴くべく、きょう、参加の申し込みをした。

↓申し込みは、下記リンクより可能

http://osaka.yomiuri.co.jp/b/k_daigaku_s/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京の都市計画

交通工学・都市計画を専攻したので、都市計画について、一般のひとよりは関心がある

わが国の都市計画史については、越沢 明氏の著作が読みやすくて、面白い。「東京の都市計画」(岩波書店)、「東京都市計画物語」が代表作である。

都市計画は、土地所有者と必ず対立する。東京の都市計画は、明治、大正大震災、戦災復興など、何度かの区画整理のチャンスがありながら、常に挫折し、土地所有者の意を受けた政治勢力との闘いに常に敗れる歴史を繰り返してきた。その結果、東京都心において、いずれの面的整備事業も実施できなかった地域が、相当に残された。

戦後の高度経済成長期に、首都高速道路などの新たな都市施設が必要になった。しかし、必要な用地は、既存の公園や河川などを喰いつぶして、なんとか「一時しのぎ」ができてしまった。その結果、現在においても防災上の問題地域が相当あり、解決のめどなく放置され続けている。

(都市部において、区画整理以外の手法で、道路、公園などを個別に整備することは、天文学的な費用を要し、事実上不可能に近い)

東京とは対照的に、成功したのは「満州の都市計画」だそうである。これも、越沢氏の著作があるので、機会があれば勉強してみたいと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゼロ・トレランス方式

トレランスは、英語で「寛容」なので、表題の単語は「寛容を許さない」の意味になる。

教育現場において、「寛容を許さない」指導方法で、アメリカで実施されているらしい。わが国の現況の対極にある指導方法であるといえよう。

                     ↓ 【参考リンク】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%96%B9%E5%BC%8F

しかしながら、このようなことは、未熟者を矯正する性格を有する教育としては、「やってあたりまえ」のことで、このようなことが強調されること自体、現在の教育が大きく偏っている証左であると思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

英検2級 合格!

努力のかいあって、念願であった、英検2級合格の通知が届いた。

合計33点のうち19点が合格ラインで、採点3分野の内訳は、
 ①リーディング 5点/5点
 ②Q&A     17点/25点
 ③アティチュード 3点/3点

3項目の合計点は、25点。

正直、自己採点に比べて、採点が大甘のような気がしているが、結果がよかったのでOKとしよう。来年は、英検準1級取得に向け、がんばるぞ~

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月23日 (木)

管理組合 役員会について

先週の日曜日に、定例の役員会があった。

「はんこ」付くだけの監事が多いなか、わたしは、「もの言う」監事として振舞ってきた。

決裁2名だけで支出決議されていた実態を「決裁不足」として指摘し、事後で理事会決議していただくように改めたり、直営で発注している補修工事の監督について、理事・役員側と違う立場で是正意見を申し述べるなど、建設的な方向で組合運営を改めるように努力してきたつもりだ。

役員に選出される前は、自治会役員に対し、かなりネガティブなイメージを抱いていたが、理事長が強力なリーダーシップを発揮した今回の陣容は、非常に安定感があり、基本的には一任でもよいくらいの出来である。

(それでも、建設的な文句を言うのが仕事と割り切ってやっている)

いまで4か月を経過したが、担当してみて思ったのは、自治会は役員待遇より理事待遇のほうが楽しいということだ。役員待遇の場合は、理事会に参加できないので、ソースの情報に接することが制限され、理事会で前さばきされたことを、理事会原案どおり承認することが多い、。したがって、裁量の範囲が少ないという感じを受ける。

その点、理事待遇である監事の役職を受けてよかったと思う。総括的な監査をする以外の定常業務を持っていないことが心苦しいので、規約に反しない範囲で、お手伝いしたいという気持ちは強く持っている。わたしは、理事長の真摯な人柄に敬服しているので、何とか支援したいという気持ちでいっぱいだ。

今期は修繕工事を終了し、来期に引き継ぐべき工事の設計と、維持作業(草刈り)の委託化が残る大きな課題である。居住者が高齢化して、草刈の負担感が増している現状で、オール直営でこのまま進めていくのか、部分的な委託をどの範囲で実施するのか、が今後の課題として整理する重いタマとなっている。

ボランティアとして見たときにも、自治会活動は、意外にも自発的に楽しくやらさせていただいている。(監査と役員の役割の差はあるが)できる限り最大限、組合運営に貢献していきたいと思う。

もし可能なら、この組合で、私が関与して「AED講習会」をやってみたい、というひそかな希望も持っている。インストの関係で、所轄消防署とのチャンネルも出来たし、適切な時点で発案してみようかな、とも思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

松岡農相スキャンダル

やっぱりなあ、という感じ。閣僚名簿を見たときに、「この人を入れたのは失敗」と、確か書いたと思うが、それにしても早すぎる。最新号のAERAでも相当書かれてますねえ。立ち読みで詳しく読んでないけど。

首相には任命責任があると思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

のじぎく国体 写真展

先ごろ終了した、「のじぎく国体の写真展」が開かれているということで行ってきた。出場した炬火リレーの写真を期待して行った。

何枚か写っていたが、みごとにみな他人の影。なんとか、2枚だけ写っていた。記念にカラープリンターで打ち出していただけるということだったので、お願いしていただいた。(トナー切れなのか、画質がイマイチだったけどね)そのほか、小島選手はじめ、本県入賞選手のサイン・コメント入り色紙なども展示されている。

JR神戸駅南側の地下街(デュオドーム)にて開催中。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わたしの文章修業

ホワイトカラーには、文書作成が必ず付いてまわる。

学生時代には国語が苦手だったので、社会人になって文章作成には難渋した。作成した起案が直属の上司まで行かず、教育係である先輩のところで、ことごとく「真っ赤」にされて返される。当時、ペーパーとして全く使いものにならなかったのだろう。

わたしは奮起して文章を修業した。いろいろな本を読んだ結果、決めたメニューは、「新聞の社説の書き写し」だった。これは、かなりの効果があった。写経のように、良い文章を書くことで、書くことに対する「リズム感」のようなものが身に付いたような気がする。

当時、教育係であった先輩、そして先輩を教育係に配してくれた上司に、非常に感謝している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【読書】薬でうつは治るのか?(洋泉社)

「うつは心の風邪ひき」に例えられるが、タイトルが気になって買ってみた。「薬でうつが治る」ことは、現在ひろく流布されている「常識」なのに何故?と思ったからだ。

「うつ」には、①内因性、②外因性、③身体因性の3パターンに分別され、「抗うつ薬」は、①だけに有効のようだ。(②、③のパターンでも効果があるが、あくまでも対象療法的)

私が別の例でたとえる。熱が出ているときに、風邪薬を飲んで休養する。その後に回復したとする。風邪薬は、風邪に対する薬ではなく、「風邪に伴う諸症状の緩和」をする薬である。つまり、対象療法として熱を下げ、一時的に楽になって休養しているうちに、身体の抵抗力が付いて回復した、というのが正しい解釈であろう。(現在のところ風邪の特効薬はない)

著者は、「うつ」について、因果関係を解明せずに「抗うつ薬」を安易に投与することは、発熱に対する熱さましと同レベルのことであると警鐘を鳴らしている。

近年、副作用の非常に少ない「抗うつ薬」が開発されている。1987年にアメリカで開発されたプロザックは、製薬会社の大規模な宣伝もあって爆発的に売れた。ニューズウィーク誌は、患者が、プロザックの「気分を楽しくする薬」としての効用を求めて医師に殺到する現状を特集した。

(ずっと熱さましを飲み続けていれば、あしき生活習慣を見直さなくても、平熱のまま過ごせるわけだ)

「精神的な代償を支払わずに人生の難局を乗り越えられる」ことも可能になろうとしている薬理学の進歩が倫理的に許される範囲なのか、健全な一般人を単に「薬漬け」にしているだけではないか、という重い課題を、著書は突きつけている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【読書】日本警察 裏のウラと深い闇(大和書房)

通常の警察暴露本と異質な感じがしたので、買ってみたところ、けっこう面白かった。

著者である北芝氏は、早稲田大学卒業後、貿易会社勤務を経て、一般の警視庁警察官採用試験に合格し、刑事及び公安畑を経験。現在は現職を離れて「学者」である。

かなり個性的なキャリアをたどっている。
 1.著名大学の卒業なのに、民間企業をわざわざ退職し、
 2.キャリア試験ではなく、通常の警察官として勤務し、
 3.刑事と公安の両方の分野を経験し、
 4.さらに、退職して自由に発言できる立場にある
以上の4点である。

粗雑な内容の警察本が多いなか、練られた文章で記述されており、好感が持てる。著者に文才もあるのだろう。完全には本音は語ってはいないと思われるが、淡々とした記述の中に、ちらほらと「面白い」暴露があって、引き込まれる。

批判一辺倒の警察本が数多いなかで、すこし変わった存在感を示していると思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【読書】腐食生保(高杉 良、講談社)

最新刊の高杉作品を読んだ。今回は巨大生保が舞台である。

高杉作品は、愚直な「一選抜」を主役に、サラリーマン社会にありがちな、様々なキャラクター(良い上司、悪い上司、良い同僚、悪い同僚、良い部下、悪い部下)が登場し、様々なイベント(家族関係、男女関係などなど)を組み合わさり、長編作品を構成していく。細かなディテールを書き込んで作品を構成するためには、膨大な下資料が必要であり、その構成力には、毎回敬服している。

生保会社の特殊性は、相互会社であることにある。株式会社の総会に相当する「総代会」はあるのだが、過去に提案が否決されたことがなく、チェック機能を果たしていない。権力が集中する会長及び周辺人物の独裁の結果として、現場が疲弊してゆく。作品では、その状況に危機感を持つ「愚直な一選抜」が抵抗する姿が描かれている。

今回は、「愚直な一選抜」が暗愚の会長と刺し違えて作品を終わったが、おそらく続編があるのだろうと期待する。

高杉作品にこめられたメッセージは、過程において不条理なことが多くあっても、「愚直な一選抜」の努力は報いられるということだと、わたしなりに理解している。だから、今回は、「愚直な一選抜」が暗愚の会長と刺し違えて作品を終わったが、おそらく終わりにならない、(金融腐食列島のときと同様の)続編があるものと期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神戸名物「六甲全山縦走大会」

今年も、神戸の伝統行事として、恒例の「六甲全山縦走大会」が開催されている。毎年「11月第2日曜日」と「勤労感謝の日」の2回にわたり開催されている。

総計約50km強。六甲連山のアップダウンを繰り返し、登る高さを合計すると富士山の半分にものぼるという、過酷なコースであるが、それゆえ達成感はひとしお。おそらく、全国に類例のない大会ではなかろうか。地元では、この大会の完走を「ハイカーの卒業試験」とも呼ぶ。

わたしは、おととしと去年の2回、選手として参加した。去年については、運営ボランティアとしても参画した。ハイカーとして育ててくれたこの大会を、わたしは愛してやまない。もっともっと発展していただきたいと思うし、当局は、神戸の独自性としてもっともっと強烈に全国にアピールするべきだ。

今晩は、明日、大会のボランティアとして参画する友人と半年ぶりに会食した。全縦も含め、さまざまな話しで盛り上がることができて、楽しかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月22日 (水)

第九の「初舞台」

軽い気持ちから申し込んだ、「一万人の第九」であるが、きのうで、神戸地区練習会が終了した。12回中10回出席。欠席が3回までなら、本番出場資格が得られるルールであり、とりあえず本番出場をゲットしたことになる。

最終回は、仕上げを要する部分をポイント練習したのちに、全体を前半組と後半組の2つに分けて、実際に「舞台」に上がって歌った。(つまり、舞台に上がらない半数が「観客」になったわけである)

「舞台」から見ると景色がぜんぜん違う。視点が変わるので、客席を見下ろす感じになるのが新鮮だった。先生の指揮で、とりあえず一通り「舞台」で歌えて、自信が付いた。

あとは、来週の佐渡レッスンと、前日、当日を残すのみとなった。わくわくしてきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「安倍首相が掲げる郵政造反組の復党基準は猫でも越えられる」

私の発言ではない。田中秀征氏の発言である。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/shusei/

まったく同感。大臣を辞められてから、かなりの期間が経つが、論評に「なかみ」があって引き続きの注目するべきだと思う。

日経BP社のウェブサイトにて連載されている論評を、これからも見ていきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本版NSCのメンバーに期待

きょうの朝刊では、日本版NSCとしての初会合があったとの記事があった。

委員のリストを目で追った。まず探したのが佐々氏。入っていて、とりあえずほっとした。テーマからして同氏抜きにはありえない。わたしは、氏の著作本は相当読んでおり、様々な危機管理の場面での蓄積は言わずもがな。(そのうち1冊については、過去のブログで書評を書いた)

塩川氏は、引退後においてもテレビで見ての論評の鋭さはすばらしい。石原氏は極めて長期に官房副長官を務められた実力者。さらに、制服組(及び制服組OB)もいる。

以上のメンバーが枢要としていれば、議論が暴走することなく、実務レベルで、かなり実のある成果が得られるだろうと思う。

気になったのは、安倍首相の発言である。「集団的自衛権は議論しない」と、あえて議論に枠を加えている。ダメ答弁だなあ。そういう問いには、「(集団的自衛権を含めてという意味をこめて)さまざまなご意見をいただきたい」と、肯定も否定もしないトーンで答えておくのがよいと思うのだが。

わたしの中では、どんどん安倍首相株が低下するばかりだ。こんな調子で大丈夫なんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月21日 (火)

【講演】田中まこ氏(神戸フィルムオフィス代表)

今回は、田中まこ氏の話しも聞いた。

「神戸の街が恋人」と言い切る田中氏。とかく、多数の映画、CM、ドラマに神戸の街が映るように、売り込んでいる。今週末には、映画「ありがとう」も公開される。

田中氏は、生粋の神戸っ子ではない。大阪生まれ。父親の仕事の関係で、日本とアメリカを往復する子供時代を送り、個性を尊重するアメリカ流と、集団主義の日本流との違いに困惑を覚えながら成長する。成人後はマスコミの世界に身を置くが、6年前に神戸にかかわってからは、フイルムオフィス事業を手がける。

ビデオで、実例を見せていただいた。韓国の恋愛ドラマで、「神戸は山も海もあって美しい街なんだよ」と俳優に言わせているシーンが出ていた。日本のみならず、韓国までも視野に入れてPRしていることに驚いた。

神戸人は、みずからのライフスタイルを「当たり前」と思っている。海と山。洋風が街に融和している土地柄。大都市でもなく小都市でもない街の規模。都会と自然。神戸人が空気のように感じるこの環境を、大阪人である田中氏はフレッシュに感じ、PRに積極的に関与することになった。

「よそ者」(失礼をお許しください)の視点から神戸を見ていただくことにより、わが街の魅力を再認識した次第である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月20日 (月)

【講演】セーラ・マリ・カミングスさん

きょう出席したイベントで、小布施見にマラソンの実行責任者であるセーラ・マリ・カミングスさんの話しを聞く機会を得た。「台風娘」の異名があるらしい。アメリカ人女性で、私より1才下の昭和43年生まれ。とかく元気なお姉さんである。50分間、(日本語の)弾丸トークで、わたしの頭の回転ではちと追いつかない講演のボリュームではあったが、行動力がある女性であることはよくわかった。

関西外国語大学に留学し、長野オリンピックに憧れて長野の企業に就職。そこからさらに、小布施に転職して造り酒屋の幹部をつとめる。街おこしにも積極的で、街おこしイベントの一環として「小布施見にマラソン」を実施するに至る。彼女自身が長距離ランナーであることが企画の動機であるようだ。「信号のない河川敷は、どこまでも走れて快適なんですよ」と、ランナーらしい発言もしていた。

「小布施見にマラソン」は、ハーフマラソンではあるが、路地をぐるぐる廻って街を「見て」もらい、街の人やボランティアとの縁をつなぐ「縁走」することをテーマにしている。競技性のないマラニックが実態に近いだろう。

大会準備のビデオを見た。街を見てもらうためのコースを「つくる」ために、河川敷に足場を組んで仮歩道を作っているのには驚いた。そんな手間のかかることからは、ふつうは大会主催者は逃げる。河川という公共用地に仮設物を作ることについて、交渉するエネルギーは大変なものだ。

「ネガティブなことは言わない」のが彼女の主義なんだそうだ。「人を批判する暇があるんだったら、自分でやるエネルギーに転嫁せよ」とも。徹底的にアグレッシブであり、前向きである。今回、話しを聞いて、彼女の個性に少なからず興味を持った。

彼女のエネルギーの何分の一かでも、わが地元にあれば、神戸でフルマラソンが実現するだろうにね。小布施よりもはるかに高いポテンシャルを備えたこの地で、市民参加のフルマラソンが無い実情は、非常に残念だ。主催者の情熱が足らないのである。

さらに言えば、陸連登録者の男子をハーフマラソンから排除する姿勢を採っている、県陸協と事務局の神戸市体育協会は、見識を改めてもらいたいと真に思う。神戸の目抜き通りを走る魅力的な大会を、すべての市民ランナーに開放していただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「山に登って海を見る」神戸観光

山に登って海を見る。

これが六甲登山の醍醐味とは、あるガイドブックによる解説である。

山も海も両方備える神戸の個性を言い得た、この言葉が好きだ。神戸に来た観光客は、市街地のみを見て満足して帰ってしまう割合が多いと聞く。少し時間を取ることになるが、六甲の夜景は是非とも見ていただきたいものだ。神戸は、函館、長崎とともに日本三大夜景のひとつとされているが、(身びいきはご容赦のうえで)神戸がダントツの一番だと確信している。

さらに言うなら、虹色に光る明石海峡大橋(カラー照明は世界でひとつ)、淡路側に渡って見る大阪湾の夜景。対外的な知名度は低いようにも思うが、個人的にはこの2つは絶対にお奨めである。神戸対岸の北淡路は、大阪湾の「扇の要」。六甲の夜景と充分に競える位置にある。神戸からバス10分で行ける交通の便の良さもある。北淡路は、もっともっと、その魅力をアピールするべきだと常々思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

はばタン、「観光大使」に転職

兵庫国体のマスコットとして絶大な人気を誇ったはばタンが、きょう、「観光大使」に転職した。

社用で、とあるイベントに出席したら、そんな発表がされた。井戸県知事の発言によると、「県鳥にしようとすると、今あるコウノトリとの関係で、難しい」ということで、観光大使に任命することになったそうだ。

あの人気キャラをこのまま眠らせるのはもったいないので、いい活躍の場ができてよかったと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【DVD】ベートーベン第九(小澤征爾指揮)

12月3日の「一万人の第九」本番に向けてのイメージトレーニングとして、DVDを観た。

このDVDで登場する合唱は、「東京オペラシンガーズ」という、世界的水準の合唱団で、当然ながら、非常にすばらしい出来である。4パートが適切にハーモニーを発せば、このような素晴らしいものになるのか、という完成形を見た感じである。

「一万人の第九」は、(学生合唱団などの例外はあるが)アマチュア1万人の集団なので、果たして、どのような仕上がりになるのか。

1万人のうちの1人として、できる限りのことはやってみたい。本番が楽しみになってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)